府中卸売市場 [食と料理]
事情で家族の食事を作るようになって もう5年以上になる。
これまで どうしたら 安く 美味しく 健康に良い 料理を作ることができるのか
自分なりに試行錯誤を繰り返してきた。
そんな中で 出会ったのが 府中にある 『大東京綜合卸売りセンター』 である。
『大東京』と ずいぶん大仰な名前が付いているが
できた当時は それこそ勢いのある市場だったのだろう。
今は 飲食店の仕入れ形態の変化 食材の流通経路の変化などで
この 『大東京綜合卸売りセンター』 も 残念ながら昔の勢いはない。
しかし 私はこの市場が好きで、毎週土曜日に通うことが 楽しみになっている。
なぜ この市場に行くのかというと まず 近くのスーパーにはない食材が安く手に入ること。
たとえば 魚は 冬にはゴッコやカジカ、今はのれそれ メバルなど
たとえスーパーで売っていたとしても ここのほうが圧倒的に安い。
スパイスにしても ロングペッパーやカピといったなかなかお目にかかれないものも手に入る。
また 対面販売が楽しいのである。 毎週かよえば こちらの顔も覚えてくれ
其処から会話も始まる。
個人的な意味において 物を買う行為は 単に『品物とお金の交換に過ぎない』 のではないのだ。
人が介在することによって 楽しみも増してくるのだ。
私が好きな店は、東南アジアの食材を扱う 『アジアンミール』、鮮魚の『大省商店』、鶏肉の『鳥久』、乾物の『出島』、お菓子、酒、調味料の『府中開治屋』 などである。
おいおい こういった店のことも書いていきたいと思っている。
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