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骨董趣味ではないけれど  [古色]

前に 「骨董趣味はないが」 などと書きましたが ずいぶん前には 骨董市にも行きました。
一番初めに行ったのが 六本木ロアビルの入口階段でやっていた骨董市で その後 東郷神社 新井薬師 川越 世田谷ボロ市など。 そういえば新橋の まだ木造建築であった頃の 『東京美術倶楽部』 に何回か茶道具の売立に行ったこともありました。
しかし、正統派の骨董屋は少し敷居が高くて なかなか入りづらいのですが 店先を冷やかす程度で御茶ノ水や青山の骨董街を覗くのは好きでした。
興味の対象は 普段使いか ちょっと気分を変えたいときに使う程度のお皿やお椀など 古色というか 使い込んだ感じがするものを求めていて 他人から見れば ガラクタと呼ばれるものを買っていました。
そんな 骨董めぐりも ここ10年はしていなかったのですが 先日 喫茶店 『シモン』 があった場所にある 骨董 『福重』 を覗いてみました。

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ここは 伊万里の染付けがほとんどなのですが 唐津風な片口があったので買いました。 
値段は2500円でした。

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そんなに時代は無いようですし 土味からすると唐津ではないのですが 色と穏やかな貫入が良いと思いました。
話は変りますが 片口は塗り物のまで含めると 5、6個今手元にありますが それぞれの使い道があって面白いものです。 
内側が擂鉢状になっている小さな片口は 胡麻を擂ったり カレーのスパイスを挽いたりして重宝しています。 (見た目どおり 磁器の新品を府中市場で買いました)
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今回手に入れたものは お新香の盛り鉢に良いかなと思っています。 

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『福重』 のウィンドウにあった 秋海棠の染付けの向付には 少し心が動きましたが、 五客揃いで32,000円はけして高くは無いのですが 今の私には手が出ませんでした。



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takemovies

コメント有難うございます。
by takemovies (2008-07-01 08:48) 

パトラ

世田谷ボロ市の近くに住んでいます。
20年前に越して来たときは、賑わいも凄かったですが、
最近は、店数も随分減りました。
by パトラ (2008-07-03 02:22) 

kurakichi

パトラさん

コメントありがとうございます。
『ぼろ市』 ではなく 『ボロ市』 でしたね。 訂正しておきます。
私が行っていた頃のボロ市では まともに歩けないほどの混雑でした。
出展者が減ると 少しさびしくなりますね。

by kurakichi (2008-07-03 08:26) 

大善士

kurakichi さんの記事を私は非常に興味を持って
私の家族は清朝のボトルが 残念ながら、私は、日本ではブログ上の写真をアップロードされません
人の骨董品の収集が好きだった古代中国の文人
今、市場では、骨董品の多くは偽の
私は自分の母親を覚えているが、多くの骨董品が私に言った、文化大革命で破壊された
したがって、現在までの保持の貴重な骨董品になる
by 大善士 (2010-02-09 19:43) 

kurakichi

大善士 さん

あなたの生まれた中国も大変な歴史を経てきています。
だんだん良い国になってきていると思います。
もう少しです。

by kurakichi (2010-02-09 20:49) 

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