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初七日法要  [伝統と文化]

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先日 いとこが亡くなり 告別式に参列したときのことです。
告別式の読経で 焼香が2回まわってきたことに驚きました。
何と 出棺もしていないのに 初七日の法要が続けて行われたのでした。
焼き場に行って荼毘の時間に お斎が出されました。 まだ骨を拾う前で 『精進落とし』 と言った意味合いはなくなってしまいますが 昼を少しまわった時分であったため 頂く方としては 『大変ありがたい』 と思いました。
葬儀関係者の方に聞いたところ 最近はこの形式のものが増えているとのこと。 
『時間が短くなる分助かる』 と思う人も多いのでしょう。  
祭礼の様式は時代に合わせて 変化していきます。 
昔はセレモニーホールなどは無く、近所のおばさんの手を借りて、自宅で葬儀が行われていました。 
初七日の法要も簡略化したとはいえ 荼毘のあとに行われていました。
喪主や関係者の方が 『参列者の負担を少なくしてあげたい』 という配慮から このように簡略化された祭礼が多くなっているのでしょう。
『良い、悪い』 は別にして 他人の気持ちを推し量る日本人の気質を改めて見た気がしました。

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斎場での真夏の青空と 薄く黄色味を帯びた夾竹桃が この日なぜか印象に残りました。


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パトラ

暑い時の告別式は大変ですね、
どうも御愁傷様です。 
時代の流れでしょうか、10年もたつと内容が随分違って、驚く事があります。
夾竹桃が青空に映えてますね。

by パトラ (2008-08-04 16:20) 

kurakichi

パトラさん

コメントありがとうございます。
私の知り合いの和尚さんも 初めは抵抗があったそうですが これが今は主流のようです。
by kurakichi (2008-08-04 16:28) 

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