目からうろこのいい本だ これは [進化]
田中長徳氏の 『カメラは知的な遊びなのだ。』 を読んで
このところずっと疑問に思っていたことが少しわかった気がした。
誰でも綺麗に撮れてしまうカメラが安く手に入り、写真に個性がなくなりつつある今の状況を前提にして 長徳氏はこう言っている
写真を楽しむ知的ポイントがこれから増えてくるであろうということ。 自分の写真、自分にとって価値のある写真。 それは汚くてもピントがボケててもいいんですよ。 自分が好きな写真、それを撮れるような時代にしていかなければいけないと思います。
綺麗に撮れてしまうからこそ ピントや構図といった細部にこだわり 本来 自分が切り取りたい一瞬の何かについて考えもしなくなってしまってはいけないのだ。 そして 自分が撮りたいものについて考えた上で デジタルカメラの利便性を活用すればいいのだ と言うことを この本は改めて教えてくれました。
今 『右手にライカ、ポケットにデジカメ』 という人が増えているそうです。
私も 記事 『おいおい 数打ちゃあたる でいいんか』 以来 残念ながら 『ライカ』 とはいかなく 長徳氏に言わせたら中途半端なカメラではあるが 十数年前に買った 『CONTAX G1』 を持ち歩くことが多くなりました。
フィルムカメラとデジタルカメラの 私なりの違いについてはいずれ書きたいと思っています。
今日は!
先日は、ご訪問いただきありがとうございます。
私、この暑さでバテております。
kurakichi さんの毎日更新に敬意を表意します。
難しい内容は理解出来ず、知的に近づくには何年かかる事やらデス。
by パトラ (2008-08-13 11:38)
パトラさん
コメントありがとうございます。
暇に任せて ただ思いついたことを書いています。
by kurakichi (2008-08-13 11:50)