適当ブイヤベース [食と料理]
『ブイヤベース』 って港町マルセイユの名物料理の名前で
その名前を使うことに関しては厳格な規定があり
おいそれと 『この料理はブイヤベースである』 などとは使ってはいけないのである。
フランスは ワインに代表されるように 産地指定銘柄に大変厳しい。
産地指定銘柄を厳しくすることにより 品質の管理を厳しくし ひいてはブランド力を向上させようとする仕組みなのである。
今 日本は中国からの輸入食品の問題で揺れ動いているのだけれど もう一度フランスのこういったやり方を検討し 食物の安全に関する意識改革を進める必要があると思うのだが。
だから タイトルは 『適当ブイヤベース』 ではいけないのであって 『洋風魚介鍋料理』 にしなければいけないのである。
と 堅い話は置いておいて
今日はホウボウ。
府中市場で30~40cmのホウボウが7尾で1,000円。
安い。 これは買いです。
・
バットには6尾しかいないじゃないか と思った人
1尾は刺身にし6尾は鍋に。
以前は 本に従い 材料をそろえ 本の記述にしたがって 正統派ブイヤベースを作ったことがあるのだが それも一回きり
材料だって いつもそろうわけではないし 本を見い見い料理するなんて まったくつまらないことなのだ。
そうそう 鍋といえば土鍋もいいのだけれど 昔のイギリス兵の鉄兜のような アルミのお鍋が使いやすくて重宝する。
まず オリーブオイルでにんにくをじっくり炒め、
次に スライスした玉葱を加えていためる。
玉葱をいためたら ジャガイモを5mm厚位に切ったものを加え 油がなじんだところに白ワインを加えて少し煮込む。
次に 少し水を足し(以降適宜水を補充) 沸いたところに 冷蔵庫であまっていた白菜としいたけを投入。
具材は何でもいいのだ。
更に 湯むきしたトマトを加え5分ほど煮込む。
その間に
ホウボウのえらとワタを取って筒切りにして
これを湯通ししておく。
湯通し(霜降り)は鍋の基本。 野崎先生も辰巳先生もそのようにおっしゃっている。
それを鍋に加え更に煮込み、
やはり府中市場で6尾500円の海老
が2尾残っていたので それも加えた。
4人前の鍋なので海老は縦半分に切っている。 喧嘩しないように。
4尾は昼食の蕎麦のおかずに塩焼きにして
すでに食べてしまった。
最後にサフランを少し振り、塩で味を調えて
出来上がり。
味? 味は当然 美味しいに決まっている。
ホウボウはどう料理しても美味しい魚なのである。
その名前を使うことに関しては厳格な規定があり
おいそれと 『この料理はブイヤベースである』 などとは使ってはいけないのである。
フランスは ワインに代表されるように 産地指定銘柄に大変厳しい。
産地指定銘柄を厳しくすることにより 品質の管理を厳しくし ひいてはブランド力を向上させようとする仕組みなのである。
今 日本は中国からの輸入食品の問題で揺れ動いているのだけれど もう一度フランスのこういったやり方を検討し 食物の安全に関する意識改革を進める必要があると思うのだが。
だから タイトルは 『適当ブイヤベース』 ではいけないのであって 『洋風魚介鍋料理』 にしなければいけないのである。
と 堅い話は置いておいて
今日はホウボウ。
府中市場で30~40cmのホウボウが7尾で1,000円。
安い。 これは買いです。
・
バットには6尾しかいないじゃないか と思った人
1尾は刺身にし6尾は鍋に。
以前は 本に従い 材料をそろえ 本の記述にしたがって 正統派ブイヤベースを作ったことがあるのだが それも一回きり
材料だって いつもそろうわけではないし 本を見い見い料理するなんて まったくつまらないことなのだ。
そうそう 鍋といえば土鍋もいいのだけれど 昔のイギリス兵の鉄兜のような アルミのお鍋が使いやすくて重宝する。
まず オリーブオイルでにんにくをじっくり炒め、
次に スライスした玉葱を加えていためる。
玉葱をいためたら ジャガイモを5mm厚位に切ったものを加え 油がなじんだところに白ワインを加えて少し煮込む。
次に 少し水を足し(以降適宜水を補充) 沸いたところに 冷蔵庫であまっていた白菜としいたけを投入。
具材は何でもいいのだ。
更に 湯むきしたトマトを加え5分ほど煮込む。
その間に
ホウボウのえらとワタを取って筒切りにして
これを湯通ししておく。
湯通し(霜降り)は鍋の基本。 野崎先生も辰巳先生もそのようにおっしゃっている。
それを鍋に加え更に煮込み、
やはり府中市場で6尾500円の海老
が2尾残っていたので それも加えた。
4人前の鍋なので海老は縦半分に切っている。 喧嘩しないように。
4尾は昼食の蕎麦のおかずに塩焼きにして
すでに食べてしまった。
最後にサフランを少し振り、塩で味を調えて
出来上がり。
味? 味は当然 美味しいに決まっている。
ホウボウはどう料理しても美味しい魚なのである。
最近お料理の記事がないな、リクエストしなきゃだな、と思っていたら
きましたね~♪
すっごい美味しそうです。
恥ずかしながらホウボウ、食べたことがありません…
1000円は安い!!!!
そしてどう料理しても美味しいだなんて。買いですね。
by m-grace (2008-10-20 01:46)
m-graceさん
コメントありがとうございます。
アニキこと piattopiattoさん も見に来てくれることがあるのですが
それを思うと つい あまり適当なことは書けないなあ と少し気持ちがなえてしまいます。
時々は 開き直って 何か書きます。
by kurakichi (2008-10-20 08:23)
いいえ
これは
その通りですよ~!!
ほうぼうはほんまにいい出汁がでます
ブイヤベースは基本の味レベルが高い
完成されてる料理ですから
美味しいに?きまってます「笑」
by piattopiatto (2008-10-21 20:41)
piattopiatto さん
コメントありがとうございます。
私は 『アニキ』 とは恐れ多くて呼べません。
これから 『師匠』 と呼ばせていただきます。
私なりの我流料理について書いていくことになりますが
温かい目で見守ってください。
よろしくお願いいたします。
by kurakichi (2008-10-21 23:02)
基本がしっかりしているから、適当と言われますが、どうして、どうしてデス!
ホウボウは名前こそ知っていますが、食べた記憶がありません!
by パトラ (2008-10-21 23:54)
パトラ さん
コメントありがとうございます。
いやいや基礎を習っておけばよかったなあ と思うことが時々ありますが
いかんせん年をとってしまいました。
当分は 我流でやっていこうと思っています。
by kurakichi (2008-10-21 23:58)