多摩センター

年に一度多摩センターに行く。



この街は　もう３０年も前　原野を切り開くように　多摩丘陵に作られ始めた街で、
３０年も経てば　『多摩ニュータウン』　という言い方もあまりピンとこないが　
まだまだ新しいビルも造られている。


昔作られた　



このレンガの施設は電気の配電施設のようなのだけれど　



壁のレンガと板戸が　３０年の時間を感じさせる趣になってきている。



後ろにある　できたばかりの　ガラス細工のような建物との


コントラストが面白く



感じられた。

駅からパルテノン多摩へ向う坂道の途中　三越前の十字路は　一番人が集まる所なのだが　



日曜日の１時過ぎでも　いまひとつ人出が少なく　　
そこに置かれた



多肉植物でできた　『セロ弾き』　が少し寂しいそうに見えた。

駅からの坂を上りきった所に　多目的施設の　『パルテノン多摩』　がある。





この写真は夜景になってしまったが　
私にはこの建物は　『パルテノン』　というより　『アブシンベル神殿』　に見えてしまうのだが　





ロビーは　確かにギリシャを意識している。
まあそれはいいとして　運営は多摩市が行っていて　
現多摩市長の渡辺幸子さんは　ここの初代館長を務めていた。
なかなか多摩市は文化的な町なのである。

年に一度ここに来るのは　父が参加している　『多摩童謡の会』　のステージを見るためである。
昔の　『歌のお姉さん』　　高山佳子さんは　ここ多摩市を中心に　童謡の会を指導したり　若い音楽家を育てている。
その一環で　毎年コンサートが開かれ　その回数も２２回を数える。



毎回ゲストといっしょにステージを創っていくので　３時間半の長いステージでもあっという間に過ぎてしまう。　今年は岡村喬生さんの素晴らしいバスが聴けた。



母は帰りに　サイン入りのCDを買いました。



恒例のお見送り。　

ポジで撮った写真をいくつか混ぜてみました。

コメント 6

6枚目が好きです♪
文化に力を入れている街っていいですね～
上に立つ人の采配で決まる気もしますが…
お母様とっても楽しそうで喜んでらっしゃるのが伝わってきます。
by m-grace (2008-10-24 07:53) 

m-grace　さん
コメントありがとうございます。

今は母は参加していないのですが、　両親いっしょに　この会で海外に行き　例えば　カーネギーホール、シドニーのオペラハウスなどで歌ってきています。　この会のユニークな活動の一つでした。

grace　さんの好きな童謡はなに?
私は　この時期は　やはり
作詞：サトウ・ハチロー　作曲：中田喜直　の

『ちいさい秋　みつけた』　です。


by kurakichi (2008-10-24 08:31) 

『多摩ニュータウン』。
ザ・町！って感じがします。
道が、コンクリートじゃないっていうのが
いいですね。
私の学校へ行く道もコンクリート
じゃなくなってきたんです。
by 華蓮 (2008-10-24 18:59) 

華蓮　さん
コメントありがとうございます。

『ザ・町！』　ですか　うまい！
カタカナのザ　漢字の町
たしかに　そのような印象です。



by kurakichi (2008-10-25 06:23) 

素敵な趣味をお持ちの御両親で羨ましいです！
お二人、揃ってと言うのが凄いです。
多摩ニュータウンってやっぱり開かれた町ですよね～！
by パトラ (2008-10-28 00:05) 

パトラ　さん
コメントありがとうございます。

両親　それぞれ違う趣味も持っているのですが　二人でいっしょにやってきたものは　長くやってきています。

by kurakichi (2008-10-28 00:41)