八王子に講演を聴きに行く [街並]
東京都は東西に細長いため 同じ東京といっても 歴史、文化、それにそこに住む人の気質には大きな違いがあります。
特に八王子はちょっとした地方都市の観があります。
八王子は江戸時代甲州街道の宿場町として発展し、特にここから先は山道になることから 江戸へ侵入する敵への防御として八王子千人同心がおかれました。
千人同心は身分は低くとも旗本であったため気位は高く 質実剛健そのものの生活だったようです。
これは 小金井公園の江戸東京たてもの園に移築された千人同心の家です。
生活のために裏庭に畑を作っているところまで再現されています。
この建物のような武蔵野の一般的な農家とは少し雰囲気が違い 武士の匂いを感じます。
八王子は江戸時代に盛んになった養蚕の生糸の集積地としても発展し 織物業も盛んになりました。
横浜線は生糸や絹製品を輸出のために横浜港に運ぶために明治41年(1908年)に作られました。
絹製品は明治時代の外貨獲得の旗頭だったため富裕層もでき町が大いに発展しました。
そういった背景から 今は東京都の一部ではあるのですが どこか独立した雰囲気を持っています。
そんな八王子に10月17日
田勢康弘氏の講演会 ~ 政権交代後の日本はどうあるべきか ~ を聴きに行ってきました。
この講演会は立川高校のOB会「紫宝の会」主催で 参加費は500円でした。
ちなみに田勢氏は立校の卒業生なのです。
田勢氏の冷静な分析からの解説は テレビや他のメディアでは聴けない生々しい話もあり 大変面白い講演でした。
講演会場は 八王子本町にある
いちょうホールです。
いちょうホールへは駅から名前は知らないのですが 碁盤の目のような町割を斜めに割くようにある道を行けば歩いても10分ほどで行けます。
私は八王子の住人ではないので単なる想像なのですが
駅ができたときに もともとの中心地だった甲州街道沿いの本町とか八日町から駅に直線で行ける道を真っ先につくり それが残っているのでしょう。
城下町として発展した町に鉄道が引かれた時 駅は町の中心地から外れた所に作られ 今は繁華街が駅周辺になってしまっている地方都市に八王子は似ていると思うのです。
今の繁華街の中心地の
駅前から その八日町への斜めの道を歩いてみました。
この道は歩行者専用道路になっていて この日は 甲州街道八王子メッセ[街道市] なるイベントで山梨県の物産品の露天販売をやっていました。
道を少し進むと
都まんじゅうの つるや製菓がありました。
八王子に住む叔母が家に来るときに必ず手土産に持ってきたお菓子で
カステラ生地の柔らかい皮と中の白餡が美味しく 叔母がこれを持ってやってくるのが楽しみでした。
皮に押された焼きごてでは 「都まん」 と書かれているので お店名前も 「都まん」 だと思っていましたが 看板には 「都まんじゅう」 と書かれていました。
特に八王子はちょっとした地方都市の観があります。
八王子は江戸時代甲州街道の宿場町として発展し、特にここから先は山道になることから 江戸へ侵入する敵への防御として八王子千人同心がおかれました。
千人同心は身分は低くとも旗本であったため気位は高く 質実剛健そのものの生活だったようです。
これは 小金井公園の江戸東京たてもの園に移築された千人同心の家です。
生活のために裏庭に畑を作っているところまで再現されています。
この建物のような武蔵野の一般的な農家とは少し雰囲気が違い 武士の匂いを感じます。
八王子は江戸時代に盛んになった養蚕の生糸の集積地としても発展し 織物業も盛んになりました。
横浜線は生糸や絹製品を輸出のために横浜港に運ぶために明治41年(1908年)に作られました。
絹製品は明治時代の外貨獲得の旗頭だったため富裕層もでき町が大いに発展しました。
そういった背景から 今は東京都の一部ではあるのですが どこか独立した雰囲気を持っています。
そんな八王子に10月17日
田勢康弘氏の講演会 ~ 政権交代後の日本はどうあるべきか ~ を聴きに行ってきました。
この講演会は立川高校のOB会「紫宝の会」主催で 参加費は500円でした。
ちなみに田勢氏は立校の卒業生なのです。
田勢氏の冷静な分析からの解説は テレビや他のメディアでは聴けない生々しい話もあり 大変面白い講演でした。
講演会場は 八王子本町にある
いちょうホールです。
いちょうホールへは駅から名前は知らないのですが 碁盤の目のような町割を斜めに割くようにある道を行けば歩いても10分ほどで行けます。
私は八王子の住人ではないので単なる想像なのですが
駅ができたときに もともとの中心地だった甲州街道沿いの本町とか八日町から駅に直線で行ける道を真っ先につくり それが残っているのでしょう。
城下町として発展した町に鉄道が引かれた時 駅は町の中心地から外れた所に作られ 今は繁華街が駅周辺になってしまっている地方都市に八王子は似ていると思うのです。
今の繁華街の中心地の
駅前から その八日町への斜めの道を歩いてみました。
この道は歩行者専用道路になっていて この日は 甲州街道八王子メッセ[街道市] なるイベントで山梨県の物産品の露天販売をやっていました。
道を少し進むと
都まんじゅうの つるや製菓がありました。
八王子に住む叔母が家に来るときに必ず手土産に持ってきたお菓子で
カステラ生地の柔らかい皮と中の白餡が美味しく 叔母がこれを持ってやってくるのが楽しみでした。
皮に押された焼きごてでは 「都まん」 と書かれているので お店名前も 「都まん」 だと思っていましたが 看板には 「都まんじゅう」 と書かれていました。
わわわわあ~~これだいすき。買ってきてもらいたかった。ひとこと言ってくれれば。
昨日のなんとかっていうおまんじゅうを検索していたのよ。でもどうも違うの。
これだった、好きなのは。白のさらし餡が好きなの。しかもそんなに高く出したくなくて。
by はなこ (2009-10-29 00:24)
つい興奮した。見過ごしてね。
by はなこ (2009-10-29 00:25)
はなこ さん
みやげでもらってうれしいお菓子でした。
われを忘れるほどは興奮しませんでしたが。
by kurakichi (2009-10-29 08:50)
八王子は前職時代オフィスがあって
1年くらい通っていたので、なんだかとっても懐かしいです♪
by お茶屋 (2009-10-29 10:01)
子どもの頃好きだったお菓子の味って、何年経ってもとっても懐かしいですね^^
by lemon (2009-10-29 10:35)
お茶屋 さん
遠い所までの通勤おつかれさまでした。
by kurakichi (2009-10-29 19:35)
lemon さん
ハイ、大変懐かしく思いました。
by kurakichi (2009-10-29 19:36)
こんばんは。
この昔っぽい家の感じが良いですね!
いちょうホールって秋しか行きませんか?
都まんじゅうの作り方面白いですねw
by 華蓮 (2009-10-29 19:48)
華蓮 さん
昔っぽくて良いでしょう。
by kurakichi (2009-10-29 20:19)