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聖地チベット展を観に行く 3  [展示会・展覧会・イベント]

チベット展の展示会場に入ると 上に穴が開いた箱があって その穴に手を入れて折りたたまれた紙を引き出します。
その紙には 守りがみ と書かれてあります。
私の引いた守りがみは
 
091223_001.jpg

白傘蓋仏母(びゃくさんがいぶつも)でした。
この女神様ちょっと怖い顔をしていますが 愛と慈悲で災いから守ってくれるそうです。
顔、手、足がそれぞれ千あって 一つ一つの手のひらには眼が付いているので 眼も千個あります。
右手に持った白い傘で災難をよけ 左手に持った輪宝で煩悩を打ち砕いてくれるのだそうです。

展示の後半四分の一から中国との関係が出てきます。
まず元の支配下に置かれ 展示物にも中国の影響が多くなってきます。
タンカに書かれている文字も それまでは 凡字やアラビア文字にも似ているチベットの文字が書かれていましたが 吉祥を表す漢字が使われるようになります。
文字を見てもチベットはアラビアやビルマ、マレーシアに近く 中国の支配下にはふさわしくないように思えます。
 
元から贈られた印璽
 
091223_002.jpg

大元帝師統領諸国僧尼中興釈教之印 
やたらと長い名前なのですが 要は日本の金印のように 属国の長として頑張ってやんなさいよ と言うことなのです。
 
明代に贈られた景徳鎮の染付けも展示されていましたが
 
091223_003.jpg

歴史の流れから見ると 私のひねた見方なのですが
どうだこんなすごいもの お前のところでは作れないだろう と言っているように思えます。

今回の展示は日本も中国も体制側の団体が行っているので 当然 現代のチベット自治区と中国政府との軋轢についてはまったく触れられていません。
今おかれているチベットの現状については ダライ・ラマ法王庁日本代表部事務所のHP を見ていただくのが良いと思います。

展示会場を出ると チベットの物産の販売コーナーがあって そこで図版も売られていました。
しかし私は 薄い展示の中でも 中国支配が強まっていく印象が感じとれたので 図版もおみやげ物も買う気になりませんでした。
 
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乃亜

こんばんわぁ

一番乗りでした!
by 乃亜 (2009-12-23 00:05) 

kurakichi

乃亜 さん

アップ早々お越し頂きありがとうございます。

by kurakichi (2009-12-23 08:10) 

NO NAME

足の開きが愛嬌。

珍しい形、ということは、形としては後世には残ってないってことでしょうね。安定感なさすぎだから。

印は、ひもの部分がすごい。もともとのものかしら?復元したもの?じゃないよね。このこぶしのところは下に縫い目が隠れてるんだろうか?それとも縫い目なしのニットみたいな編み方なのかな?
金印は土の中から出てきたから、ひもはなかったから、これは参考になるなぁ・・・。
by NO NAME (2009-12-23 13:31) 

はなこ

名前忘れた。
by はなこ (2009-12-23 13:31) 

kurakichi

はなこ さん

この女神さん 両足を踏ん張って邪鬼を踏みつけているのです。
日本の四天王のようにかっこよくはないですが。
紐については その擦り切れ具合から元々のものの様な気がします。
編むと言うか組紐の手法で作られていると思われますので おそらく縫い合わすといったことはしていないのではないかと思います。

by kurakichi (2009-12-23 18:11) 

Far-East

左手に持った輪宝で
私の煩悩を思いっきり打ち砕いてもらいたいです。。
食欲とかいろいろ。。
百八つ位べしべしと
叩いてもらいたいです。。
by Far-East (2009-12-23 23:12) 

kurakichi

Far-East さん

煩悩を たたき出すかな 除夜の鐘

百八つでは足ぬなり 我が煩悩

by kurakichi (2009-12-24 08:45) 

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