駒止稲荷

実は平清盛展を見に行ったこの日は他に二つ行きたいところがありました。
その一つは
　


旧安田庭園です。

前回ここを訪れたのは昨年の５月２０日で　そのときは東日本大震災の被害の修復中で、園の東側半分が立ち入り禁止になっていて見ることができませんでした。
その見残した東半分の
　


ちょうど両国公会堂の対岸に
　


小さなお社がありました。
ここに祀られている神様は
　


駒止稲荷大明神です。
ちょっと変わった名前です。
このお社の前に
　


大きな石があって　そこにこのお稲荷さんの謂れが
　


書かれていました。
それによると　寛永８年（１６３１年）の大洪水のとき　被害を調べるため旗本の阿部豊後守忠秋が濁流の中に馬を乗り入れ　この辺りを検分し、そのとき休憩した場所がここで　この石に乗ってきた馬を繋ぎました。
その後この辺りに住んでいた人たちが忠秋の徳を敬ってこの駒止稲荷を祀ったのだそうです。
そういった勇ましい話が背景にあるためか　ここにはお狐さまはなく
　


勇ましい姿の狛犬が置かれていました。

タグ：両国 旧安田庭園 お稲荷さん 狛犬

コメント 8

素晴らしい姿形の狛犬ですね。
表情もしっかりしていて、ここは見に行きたいです。
by ナツパパ (2012-02-04 11:02) 

ナツパパ　さん

この狛犬　私もなかなか良いなあと感じました。

by kurakichi (2012-02-04 14:21) 

シーサーとそっくりですね！怖そうです
by makon (2012-02-04 18:17) 

狛犬さん、迫力ありますね。
by お水番 (2012-02-04 19:16) 

稲作の神様が「稲荷大明神」ですから、やはり稲作に関わる徳（台風は大きな被害をもたらしますが、稲作にとって必要な水資源でもあります）を敬って祀ったのでしょうね＾＾）
by 風来鶏 (2012-02-04 20:31) 

makon　さん

胸肉りゅうりゅうの勇ましい姿の狛犬で、顔は確かにシーサーみたいですね。

by kurakichi (2012-02-04 23:10) 

お水番　さん

それほど大きくないのですが顔に迫力があります。

by kurakichi (2012-02-05 09:07) 

風来鶏　さん

そういった祈りも込められていたのでしょうね。

by kurakichi (2012-02-05 09:10)