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東郷寺に行ってみたⅢ  [神社仏閣教会]

東郷寺の山門をくぐり お庭を歩いていると
 
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鬼瓦が置かれていました。

こちらは
 
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牙が欠けていますが、表情にとても力があり また髪の毛の造形にも独特なものがあり、これを作った人が只者ではない印象を受けます。

なぜ庭に鬼が置かれているのかはよくわかりませんが 改装のときに作り変えられ これだけの力作なので廃棄はせず庭に置いているのかも知れません。

庫裏の屋根を見上げてみるとそこには
 
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二連の鬼瓦
 
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般若のような顔のもの
 
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法輪をかたちどったものも置かれています。

山門の脇壁の上にも
 
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髪型が庭に置かれていた鬼瓦と同じような形の鬼瓦がありました。
しかし 表情が平面的で今ひとつの印象を受けます。
ひょっとしてこの鬼瓦が置き換えられたものかと想像してしまいました。

帰ってからwikipediaで調べてみると東郷寺を設計したのは伊東忠太氏なのだそうです。
とすると 当然この鬼瓦をデザインしたのも伊東忠太氏であって 湯島聖堂の屋根の上にいるモンスターよりはだいぶ形式的ですが その造形のすばらしさも納得できます。

山門の上にも
 
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鬼瓦が乗っていてその脇に何かがあります。
コンデジの悲しいところでよくはわかりませんが
それは
 
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忠太氏のモンスターかもしれません。
 
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コメント 5

opas10

あの鬼瓦、ちょっと日本離れした表情だと思ったら、あの伊東忠太センセイの作なのですね!納得です。
by opas10 (2012-04-28 09:34) 

Silvermac

鬼瓦、ド迫力ですね。
by Silvermac (2012-04-28 18:02) 

くにちゃん

鬼がわら迫力満点ですね^^
by くにちゃん (2012-04-28 18:04) 

kurakichi

opas10 さん

このお寺の設計をしたということは 当然こういったものの意匠も手がけたものと思いますが 実際そういった記述を見たわけではありません。
しかし そう思わざるを得ない力のある作品だと思い、私も一人合点で納得です。

by kurakichi (2012-04-28 18:08) 

kurakichi

Silvermac さん
くにちゃん さん

すごい迫力で 素晴らしい鬼瓦ですよ。

by kurakichi (2012-04-28 18:10) 

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