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江戸の崖 東京の崖  [本]

最近読み終わった本で面白かったのは
 
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江戸の崖 東京の崖 というタイトルの本です。

著者は
 
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芳賀ひらく氏です。
この人はタモリ倶楽部などにも出ていたので知っていらっしゃる方もおられると思います。
実はこの本は ほんやら洞 に置いてあった物で 近くに住む芳賀先生が ほんやら洞 にチャイを飲みにきたときに置いていった物なのです。
まあそれを借りて読んだわけなのですが これが実に面白い本でした。
街歩きとか崖に興味がない人にとっては何でこれが面白いのと言われてしまうような内容ですが かなり深い部分まで掘り下げられています。
説明のために挿し入れられている鳥瞰図も
 
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高さが10倍に強調されたものなので それを見るだけでも改めて東京という街は実は起伏に富んでいて変化がある街だと気づかされます。
江戸東京の改造は太田道潅が江戸に城を築いたときに高い土地を削り低いところを埋め立てるということから始まり、その後家康が江戸に入ってからはそれが本格的に行われてきました。
その改造を今ある地形から探り その改造で街がどのように変化してきたのかをこの本は詳細に説明しています。
この本を読んで新しく気づかされた点も多々あるので しばらくはこの本を借りたままにしておいてこの本で紹介している場所を改めて歩いてみようかと思っています。

もう一つ 東京人3月号 を読み終えました。
3号の特集は東横線が3月16日から地下に入ってしまうことから
 
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渋谷の特集でした。
この号も読み応えがありました。

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コメント 10

風来鶏

「ブラタモリ」でも紹介されていたように、東京(江戸)は起伏に富んだ街なんですね^^
by 風来鶏 (2013-02-25 01:08) 

駅員3

江戸の崖・・・これはおもしろそうですね。
by 駅員3 (2013-02-25 07:09) 

リュカ

これは面白そう!!
by リュカ (2013-02-25 10:45) 

kurakichi

風来鶏 さん

実際歩いてみないとわからないですね。

by kurakichi (2013-02-25 23:59) 

kurakichi

駅員3 さん

削ったり埋め立てたりでよく知られているのが 溜池とお茶の水の神田川切通しですが それ以外にもいろいろあって なるほどそうだったのかと新に腑に落ちたものもありました。

by kurakichi (2013-02-26 00:03) 

kurakichi

リュカ さん

一部の人にはとても面白い本です。
リュカさんはその一部の人のようですね。

by kurakichi (2013-02-26 00:05) 

palette

面白そうな本ですね!読んでみたいです。
江戸は昔からそうして平坦にしようとしてきたのに、まだあんなに高低差があるんですね。元はどんなだったことやら…
by palette (2013-02-26 05:39) 

kurakichi

palette さん

水道橋からお茶の水にかけて駿河台を削って神田川を通したのを見ても、人力だけの時代 すごい事だったと驚いてしまいます。

by kurakichi (2013-02-27 01:18) 

tomotomo

私の運営している市が散歩の達人に掲載されたのですが
ほにゃら洞さんも載っていましたよ~。
「国分寺といえばここ」と書いてありました♪
by tomotomo (2013-03-01 09:12) 

kurakichi

tomotomo さん

ハイ、昨日 散歩の達人確認しました。

by kurakichi (2013-03-04 00:10) 

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