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東山道武蔵路Ⅰ  [古道]

昨日、一昨日の二つの記事は落語のマクラのようなもので本題の
 
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東京人8月号の『東京の古道を歩く』に戻ります。

この号には
 
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東京にあるさまざまな古道が出ていますが 古道は時代によって変遷しています。
大雑把に言うと、上のほうのレイヤーにあるのが江戸五街道、その下のレイヤーにあるのが鎌倉街道、そしてその下にあるのが
 
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東山道です。
レイヤーが下へ行くほど目に見えるものが少なく 東山道についてはまだほとんどわかっていません。
東山道は
 
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1300年ほど前にできた古代国家は強力な中央集権国家を目指し日本各地と都がある奈良を結ぶ幹線道路「駅路」を造りました。
都がある畿内のほかは7つの行政単位「道(どう)」に分けられ その7つの地域は東海道、東山道、北陸道、山陽道、山陰道、南海道、西海道と呼ばれました。
東山道駅路は都から日本列島のほぼ中央を東に進み今の福島県まで達するもので
 
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私の住まいの近くを通るものは 下野から府中の国衙に至る破線で示されている支路に当たります。
その東山道武蔵路は
 
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JR中央線の西国分寺駅付近にあって発掘調査が終わったものの一部が見られるように残されています。
先日その保存された遺構を見に行ってきました。

ところでこの東京人8月号なのですが少し変わっていました。
 
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表紙の幅が少し足りないのです。
表紙が折り込みになっていて幅が足りないものは時々見かけますが これは折込にはなってはいなく さらに
 
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いくつかのまとまったページで幅が足りなくなっています。
これは裁断、帳合いのミスだろうと思い これを買った本屋に行ったところ 在庫のすべてが同じ状況でした。
おそらくあるページをすばやく開くためにこのようにしたのだとは思いますが いまひとつその意図がわかりませんでした。

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コメント 8

yoko-minato

タモリ倶楽部・・・金曜日の夜中でしたか!
今度録画してみます。
でも以前はよく見ていたのですけど・・・
by yoko-minato (2013-07-26 09:37) 

風来鶏

どのようなタイプの印刷機で刷られたかは判りませんが、一般的な“無線綴じ(天のり)”製本の場合、例えばA0やB0といった大きな用紙に印刷したものを“8折り”や“16折り”にして1冊分にまとめ、糊を付ける部分を先に裁断してから表紙を糊付けし、最後に残り3箇所(天・地・右or左)を裁断して完成となるため、各面がピッタリ揃うわけです。
やはり、意図的に製本されたと思いますので、出版社に問い合わせてみては如何ですか?!
by 風来鶏 (2013-07-26 09:55) 

octopus baker

週刊誌などの場合、「表紙」と「本文」で印刷方法が違います。(紙質も違いますが)
裁断のときにはきれいに揃っていても、その後の湿度等で紙が伸びますが、特に輪転機で刷ったものは(本文とか)伸び率が高くなってしまい、表紙より長くなるのが常です。
中頁に「差」があるのは、上記の理由か、もしくはやはり制作側の意図があるのかもしれません。
by octopus baker (2013-07-26 12:04) 

kurakichi

yoko-minato さん

先ほど新聞のラテ欄を見ましたが高校野球の速報番組が割り込みましたので開始は24時40分になっていました。
ご注意を。

by kurakichi (2013-07-26 23:20) 

kurakichi

風来鶏 さん

製本に関してお詳しいんですね。
私は単に変だなあと感じただけです、、、

by kurakichi (2013-07-26 23:23) 

kurakichi

octopus baker さん

お久しぶりです。
さすが専門分野ですね。
もちろん意図があってやっているのでしょうがそれが今ひとつはっきりしません。

by kurakichi (2013-07-26 23:28) 

카지노사이트

あれ
by 카지노사이트 (2020-11-09 15:04) 

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あれ
by 카지노사이트 (2020-11-09 15:05) 

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