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くり祭と献灯會  [神社仏閣教会]

一昨日の記事 くり祭Ⅰ で書いたように毎年9月27、28日に大國魂神社で行われるお祭りは正しくは 秋季祭 といい くり祭は俗称なのです。
祭りには人が集まり市が立ち ちょうどこの時期に栗が収穫されるので 今年のお祭りでは数件ですが
 
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生の栗と茹で栗を扱う露店が出ていました。
昔はもっとたくさんの栗を扱う露店や
 
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刃物やおひつなど日用品を扱う露店が出ていたのでしょう。

ところで私が住む小金井市や国分寺市、府中市には栗畑が今でもあってかなりの量を出荷しています。
これは江戸時代 名主であった川崎平右衛門が延享4年(1747年)に、小金井村に幕府の御料林「十ケ新田栗林」(現在の西武多摩川線新小金井駅西側一帯)を設けたことに始まります。
川崎平右衛門はその後 幕府の代官として活躍した人ですが その業績をたたえる彼の銅像が府中市の郷土の森に立っています

献灯會は大國魂神社のHPによれば大正14年(1925年)から行われるようになったと書かれていますが この
 
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参道に沿って両脇に行燈を立てるのは電気やガス灯(私が小さかった頃は露店の照明は独特の匂いを放つアセチレン灯が使われていました)がなかったころのお祭りの形だったはずです。
しかしやはりこれでは
 
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商売の妨げになり アセチレン灯が使われるようになり それが自家発電の電気にとって代わり、こういった行燈は姿を消していったのでしょう。

献灯の行燈は
 
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逆さの台形と縦長のものの二種類があって どちらも脇には献灯(神社への寄付)したお店や企業の名前が書かれていますが表の絵は
 
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それとは直接関係がない市の例えばむかし絵の同好会や写真クラブといった団体が提供しているものでした。

これとは別にけやき並木では
 
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各町内から出展された行燈のコンテストが行われていました。
絵柄はアニメやゆるキャラが多く 今年は
 
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本町のものが金賞を取っていました。

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