関東ローム層を見るⅡ [はけの道]
さてハタヤ駐車場の端にある
この崖ですが この崖の向こう側はJR中央線の切通しがあって 私が小さい頃は北口しかなかった国分寺駅へはこの崖の上の土手を歩いて行きました。
駐車場のレベルから崖上までは5mほどでしょうか、半分から上は樹木が茂っていますが 下半分は
関東ローム層が露出しています。
昔はこのような崖が国分寺崖線のそこここで見られましたが 崩れやすいので今はほとんどが擁壁で固められています。
この辺り武蔵野 というより関東平野の表土は粘土質の赤土で関東ローム層と呼ばれています。
これは関東平野を取り囲む火山群が噴出した火山灰が一旦火山近くに降り積もり それが風で巻き上げられ運ばれて堆積したものです。
火山活動があってもなくても毎年降り積もったもので100年で1cm、1万年で1m堆積したものと言われています。
よく見ると横に線が見られ そこで堆積物が微妙に違っているようです。
粒の大きさとか組成物質の違いなのでしょう若干の色の違いがあります。
上にあるのが立川ローム層と呼ばれ今から1万年前~3万年前に堆積したもので、下は武蔵野ローム層と呼ばれ3万年前~6万年前に堆積したものだと思われます。
ハタヤさんは残土で谷を埋めて駐車場にしましたが 駐車場の東側は少しは土が入っているようですがかなり低くなっていて
別の駐車場になっています。
この谷の崖際に建っているのがピーナツハウスで 道路側から見ると
二階建てですが 裏に回ると
三階建てであることがわかり 地下部分はラスコー洞窟を模した客室になっています。
街の風景はどんどん変わってゆきます。
ここで育った者にとっては少しでも昔の姿を記憶に留めておきたいと思い記事にしてみました。
この崖ですが この崖の向こう側はJR中央線の切通しがあって 私が小さい頃は北口しかなかった国分寺駅へはこの崖の上の土手を歩いて行きました。
駐車場のレベルから崖上までは5mほどでしょうか、半分から上は樹木が茂っていますが 下半分は
関東ローム層が露出しています。
昔はこのような崖が国分寺崖線のそこここで見られましたが 崩れやすいので今はほとんどが擁壁で固められています。
この辺り武蔵野 というより関東平野の表土は粘土質の赤土で関東ローム層と呼ばれています。
これは関東平野を取り囲む火山群が噴出した火山灰が一旦火山近くに降り積もり それが風で巻き上げられ運ばれて堆積したものです。
火山活動があってもなくても毎年降り積もったもので100年で1cm、1万年で1m堆積したものと言われています。
よく見ると横に線が見られ そこで堆積物が微妙に違っているようです。
粒の大きさとか組成物質の違いなのでしょう若干の色の違いがあります。
上にあるのが立川ローム層と呼ばれ今から1万年前~3万年前に堆積したもので、下は武蔵野ローム層と呼ばれ3万年前~6万年前に堆積したものだと思われます。
ハタヤさんは残土で谷を埋めて駐車場にしましたが 駐車場の東側は少しは土が入っているようですがかなり低くなっていて
別の駐車場になっています。
この谷の崖際に建っているのがピーナツハウスで 道路側から見ると
二階建てですが 裏に回ると
三階建てであることがわかり 地下部分はラスコー洞窟を模した客室になっています。
街の風景はどんどん変わってゆきます。
ここで育った者にとっては少しでも昔の姿を記憶に留めておきたいと思い記事にしてみました。
ご訪問ありがとうございました。関東ローム層は、豊かな
農作物を生んでいる源になっているのですね。
by やおかずみ (2013-10-20 07:58)
関東ローム層、当地でもよく見られます。
降り積もる土は100年で1㎝ですか。
長い年月がかかっているんですね。
by cafelamama (2013-10-20 07:58)
やおかずみ さん
立川市名産のウドは関東ローム層あってのものです。
by kurakichi (2013-10-20 16:42)
cafelamama さん
関東ローム層に比べてわれわれの歴史はほんの一瞬のことなのですね。
by kurakichi (2013-10-20 16:45)
ラスコー洞窟を模しているということは、例の“壁画”が描かれているのですね^^
それと、何処かで見た事があるような家だと思ったら、大林宣彦監督の映画『ハウス(HOUSE)』に登場する、“人間を食べてしまう家”に似ていますね^^;)
by 風来鶏 (2013-10-20 16:57)
関東ローム層は永年の積み上げですから、今度の伊豆大島のような地すべりの危険は大丈夫でしょうね。
ピーナツハウスの地下部分を覗いてみたい気がします。
by sig (2013-10-20 19:11)
風来鶏 さん
そうとう前に忘年会でここに行ったので記憶があまり定かでないのですが 洞窟と言っても壁は板張りでそこにあの絵が描かれていました。
屋根の形が『ハウス』に似ていますね。
by kurakichi (2013-10-21 09:39)
sig さん
いえいえ ハケは崩れる危険がまだまだあると思います。
by kurakichi (2013-10-21 09:42)
子供の頃はこんな崖があちこちにありましたね。
この色が、関東の土の色ですね。何か懐かしいです。
by palette (2013-10-26 22:22)
palette さん
もうこのような崖を見られるところはほとんどなくなってしまいました。
by kurakichi (2013-10-27 00:07)