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龍門山高安寺  [神社仏閣教会]

龍門山
 
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高安寺は
 
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藤原秀郷の館跡に建てられた見性寺を足利尊氏が臨済宗の禅寺として改め再興したもので
本堂には 
 
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足利尊氏の院号である 等持院 の扁額が掲げられています。
そして高安寺の 高 は尊氏が改名する前の高氏からとられたものと言われています。

その後栄枯盛衰いろいろあって 慶長年間(1596~1615年)に青梅の海禅寺第七世関州徳光禅師によって再建されその時から曹洞宗に改宗していて 境内には
 
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道元禅師の像もあります。

昔は塔頭が10、末寺が75もあった高安寺も今はずいぶん小さくなったとはいえ立派な建物が残っていて 享和3年(1803年)に建てられた本堂、 
 
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安政3年(1856年)に建てられた鐘楼、
 
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明治5年(1872年)に建てられた山門は東京都選定歴史的建造物になっています
山門の仁王像も素晴らしいのですが その裏にある
 
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地蔵尊奪衣婆もかなり手が入った作りの像で見ごたえがあります。
また山門下に置かれたこれらの像だけでなく 木鼻の彫刻も
 
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とても素晴らしいものでした。

分倍河原駅に向かう清水下小路の枝道から見えたお堂は高安寺境内の東端にある
 
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観音堂でした。
享保年間(1716~1736年)に建てられたこのお堂は
 
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府中市の指定文化財になっていました。

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