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ウッドストック  [映画・舞台・DVD]

4月19日に東京経済大学に行ったのは気になっていた新築の図書館を見ることもあったのですが 第一の目的は
 
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ウッドストック/愛と平和と音楽の三日間 を見ることでした。
東京経済大学でコミュニケーション関係について教えている先生がほぼ月一で映画の上映会を行っていて今回は2009年にリリースされたノーカット版(225分)の上映でした。
私は1970年に吉祥寺のオデオン座で最初の182分のものを見ていますがノーカット版は初めて見るものでした。

ウッドストック・フェスティバル(Woodstock Music and Art Festival)は1969年にニューヨーク州サリバン郡ベセルで行われたロックフェスティバルで 当時ロックかぶれの私はロック聞きたさ一辺倒で映画を見に行きました。
今回改めて見直してこの映画が全体を通して当時の若者文化のいわゆるヒッピーを擁護するためのものであったことがよくわかりました。
この映画が封切られる数か月前に
 


を見ていて この映画は自由を求めてバイクでさすらう若者(ピーター・フォンダ)はヒッピーにもなじめず最後は南部の保守主義者に殺されるというストリーでした。
その印象があまりに強かったので 映画ウッドストック中での地元の農場主や警察官が『若者は礼儀正しくとてもいいやつでした』とインタヴューに答えていることが何やら胡散臭く感じたのを覚えています。
その印象は今回改めてみなおして大して変りはないのですが あの時そういったプロパガンダを張ることで社会の意識を大きく変化させた意義は大きかったのだと感じました。
あれからもう40年以上もたってあの当時若者だったものもそろそろ現役引退の時期に来ています。
不良だ、暴力的だといった大人からの批判の対象だったレッド・ツェッペリンも2012年に
 


オバマ大統領臨席の下でケネディ・センター名誉賞を受賞しています。
ロバート・プラントは感激して涙ぐんでしまうし、ジミー・ペイジは白髪のドクター中松みたいな好々爺になってしまっています。
そう、時代は変わってしまったのです。
その変化のきっかけとしてウッドストックがあったことを今回の映画上映で感じました。

映画に出ていた
 
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ジミー・ヘンドリックスやジャニス・ジョプリンは早く亡くなってしまいましたが
 


クロスビー スティルス & ナッシュ は
 


爺さんになってはいますが今でも綺麗にハモっています。

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くーぺ

キャプテンアメリカ・・・
中学生の頃に憧れて軍用バイクの模型を改造して
チョッパーを作りました(^^)
デニスホッパーもいい味出してます☆
でもストーリーは決してハッピーでは無いところが当時のアメリカの
社会を映し出していた気がします◎
by くーぺ (2014-04-24 01:39) 

kurakichi

くーぺ さん

そうですそうです、キャプテンアメリカでしたね。
スーパーヒーローみたいな名前ですが散弾銃にはかなわなかったですね。

by kurakichi (2014-04-24 09:49) 

そらへい

70年代、ニューシネマのきっかけは
「イージー・ライダー」でしたか。
色んな意味で象徴的な映画でしたね。
by そらへい (2014-04-27 20:50) 

kurakichi

そらへい さん

そうですね。
色々な意味で象徴的な映画でした。

by kurakichi (2014-04-28 17:36) 

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