新宿駅東口付近の変遷　：雲が流れる如く：SSブログ

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新宿駅東口付近の変遷　　[街並] [編集]

１１月４日に行った近藤伸子さんのリサイタルは初台にある東京オペラシティリサイタルホールでした。
はて初台に行くにはどうしようかと　府中に出て京王線→京王新線で初台へ、ＪＲ中央線で新宿に出てそこから京王新線で初台へ、そして新宿駅西口から歩きで十二社を横切って行く手もあるなあなどといろいろ考えましたが　この日の楽屋お見舞いは花園饅頭に決め　まずは新宿駅東口に出ました。
東口で地上に出ると線路際で何やら工事をやっているようで白いフェンスがあってそこに
　

新宿駅東口付近の変遷 1932～1999年と題された写真が貼られていました。

一枚目は昭和７年（１９３２年）二幸屋上（今のアルタ）から撮ったもの。
　

中村屋の看板は東京パンいやいやンパ京東になっています。
ここでちょっとしたミニ知識なのですが　日本には横書きがありませんでした。
写真に写る看板は右からの横書きではないかといわれるかもしれませんが　これは１行に１字が書かれその行が右から左に移っていく縦書きであって横書きではないのです。
漢字や仮名の連綿体（文字を途切れなく続けて書くこと）は縦書きにはありますが横書きにはないことからも本来日本には横書きがなかったことがわかります。
ヨーロッパの文化が入ってきてから日本語も左から右に書く横書きも行われるようになりましたがそれが一般化したのは戦後のことです。

さて二枚目の写真は　これも二幸屋上からの昭和３３年（１９５８年）の写真で
　

もう戦後ですから横書き看板は雪印バターも高野ビルも左から右に書かれています。

三枚目も二幸屋上から撮られた昭和３９年（１９６４年）の写真。
　

ここには丸井のクレジットとありますが今は〇I〇I のマルイで、緑屋と並び分割払いができるお店として有名でした。
手前の右側にはカメラのさくらやができています。
この写真の２年位たった時に私はここのさくらやでニコマートFTNを買ってもらいました。

四枚目はアルタ屋上から平成６年（１９９４年）に撮ったものです。
　