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多摩平三号水源の十月桜  [自然]

昨日の記事に頂いた さとし さんのコメントには
 豊田駅は通勤で使っていましたが、南口って行ったことないですよ。
とありました。
南口は崖線の下段にあって上段に比べて日陰の存在のようです。
昔は崖線の上段は水利が悪くあまり人が住んでいませんでした。
それに対して下段は湧水の恵みがあって水田で稲が作られ畑では野菜も作られ 下段の方に多くの人が住んでいました。
時代が変わり工場で多くのものが生産されるようになると新しい工場は人があまり住んでいない崖線の上段に作られ また上段には都心に通う人のための住宅も作られ 坂上の方が先に発展し下段は時代に取り残されるようになって今に至っています。
私の住んでいる小金井市もそしてこの日野市の豊田もそのような歴史を持っています。
そして今やっと開発の波は坂上から坂下に移ってきています。
豊田駅の南口から広がる地域は坂上より歴史は古いので道は真っ直ぐではなく中々思ったところにたどり着けません。
粕加屋伊ク代さんの個展を観に行ったこの日も豊田駅南口を散策して 駅の東側にある踏切を探したのですが道が真っ直ぐには進まず 結局線路脇の道を豊田駅に戻ると
 
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この跨線橋がありました。
歩いてきた道はかろうじて車が一台通れるほどの細い道なのですが未舗装です。
ここにも坂上と坂下の格差を見た気がします。
この跨線橋は
 
141130_002.jpg

太宰治が愛した三鷹の跨線橋とまではいかないと思いますがかなり古そうで風格を感じます。
この跨線橋を
 
141130_003.jpg

渡ってやっとJRの北側に出ることができました。
写真の右端に写る坂道を行けば会場にすぐ着けるのですがへそ曲がりな私はそちらには行かず線路に沿って東に進みました。
すぐに左に折れる道があるだろうと考えていたのですがこの辺りもまさに坂下であって 中々思うように歩くことができません。
途中
 
141130_004.jpg

湧水の水路を見つけたのでそれに沿って行こうとしたのですが
 
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すぐに建物に阻まれたりもしたのですが
 
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昨年歩いた遊歩道に行き着くことができました。
 
141130_007.jpg

山茶花が咲いている遊歩道へは進まず ここからまたまた豊田駅方向に少し戻ると
お目当ての
 
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多摩平三号水源の
 
141130_009.jpg

十月桜が咲いていました。
これが見たいがため豊田駅の東側をうろうろしてしまいました。

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コメント 6

楽しく生きよう

よく湧水路だと分かりましたね。
流石。
by 楽しく生きよう (2014-11-30 08:45) 

kurakichi

楽しく生きよう さん

私も崖下に長い間住んでいるので湧水の流れにはけっこう敏感です。

by kurakichi (2014-11-30 10:50) 

sig

水路の紅葉もすてきですが、お目当ての十月桜もいいカットが撮れましたね。
by sig (2014-11-30 16:27) 

kurakichi

sig さん

小雨が降っていて条件としてはあまり良くなかったのですが少しは見られる写真が撮れました。

by kurakichi (2014-11-30 21:57) 

そらへい

最後にもってきた
十月桜のアップがいいですね。
by そらへい (2014-12-02 20:06) 

kurakichi

そらへい さん

ハイ、十月桜は氷雨に似合います。
気に入ったショットが撮れました。

by kurakichi (2014-12-03 09:30) 

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