小石川植物園に行ってみた

５月１４日に文京区小石川にある
　


小石川植物園に行ってみました。
全く初めての場所なのでわくわくします。

元々は江戸時代に薬草園、小石川御薬園として作られた施設で貧しい病人のための施療院、小石川養生所もあった場所です。
明治になって
　


東京大学の研究施設になり正式名称は 東京大学大学院理学系研究科附属植物園 と言います。

植物園は
　


横長の形をしていて　
入り口からすぐに
　


意外と急な坂道になっています。
すぐにある
　


ソテツはただ者ではなく
　


これが裸子植物の精子を発見した株の分株であることが書かれています。
さすが東大の施設　いきなりお勉強モードにシフトさせられます。
ここにある植物にはそれが何かの発見に関係ないものでも
　


名前の札が付いています。

さて
　


この急坂を上りきると平坦な場所に出て　そこには
　

　
昭和１４年（１９３９年）に建てられた本館があります。
　


中央にらせんの階段室があって美しいプロポーションの建物です。
　

　
ディテールも気が配られていて内部も見たいのですが
　


残念ながら部外者は入れませんでした。
この建物は平成２５年（２０１３年）度のDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選出されています。
設計はあの安田講堂を設計した内田祥三（うちだよしかず）氏なのですが　この建物は氏の作風の通称内田ゴチックではなく　アールデコ風またはバウハウス的な建物になっています。

タグ：文京区 植物園 東京大学

コメント 12

都内なのに、やたらと広い所ですよね～
by 大和 (2015-05-15 00:49) 

私も行ったことあります。
入り口に不思議な花があった記憶が・・・
夜に咲くので見られなかったのですが
あまりきれいとは言えない、すごいにおいを発すると
書いてあった記憶が・・・
by yoko-minato (2015-05-15 17:20) 

流石kurakichi さんですね、すぐに「お勉強モード」にスイッチできるんですネ。
自分が行ったときはモードがスイッチされることは無く、漫然と一回りしただけでした＾＾；
by Mitch (2015-05-15 18:58) 

蘇鉄にも精子が存在するのですね^^;)
「鉄ちゃん」の遺伝子は「小鉄」へと引き継がれますが…
by 風来鶏 (2015-05-15 19:01) 

ここには数回訪れたことがありますが、結構起伏のある場所ですよね。
花見の時期はとても人が多いですが、その時期を外すとわりとゆったりとまわれるような気がします。
by kou (2015-05-15 23:01) 

大和　さん

ハイやたらと広い場所でした。

by kurakichi (2015-05-16 11:27) 

yoko-minato　さん

この日も不思議な花が咲いていましたよ。

by kurakichi (2015-05-16 11:28) 

Mitch　さん

詳しい説明があるとついつい読んでしまいます。

by kurakichi (2015-05-16 11:30) 

風来鶏　さん

ソテツやシダ類は精子を作って水の中を泳いで移動します。
変わっていますね。


by kurakichi (2015-05-16 11:34) 

kou　さん

私が訪れたとずれたときはあまり花が咲いていなかったのですいていて良かったです。

by kurakichi (2015-05-16 11:35) 

これが内田作品ですか！アールデコでもありインターナショナルでもあり、意外です！！
by opas10 (2015-05-16 21:52) 

opas10　さん

一応設計は内田祥三となっていますが　単に主任教授であった内田氏の名前を冠しただけかもしれませんね。
ッその辺の事情は今一つ掴めていません。

by kurakichi (2015-05-16 22:05)