グルマンというカレー屋

国分寺マンション坂にあった　懐かしいお店の紹介として　まず　『グルマン』　について書きます。
今は　『ＯＳＴＩＵＭ』　というブティックになってしまったが

　ＯＳＴＩＭＵＮという店はきれいでセンスの良いブティック、ファッションshop なのである。　
　もともとは国立にあったが　国分寺に移ってきてからは　店主の奥さんが切り盛りしているらしい。　
　私は店に入ったことがないのだけれど　ディスプレーを見ただけで　センスのよさは直感できる。
　もともと旦那さんは　バッグやポーチなど皮加工のオリジナル製品を扱うことをなりわいにしていて　
　その一環として国立の富士見通りで店を開いていた。

もとは　カレー屋の『グルマン』があった。
今はマンションの一階（ひょっとしたら地階？）なのだが　昔は２階建てだったか平屋だったか定かでないが　そんな建物の一階で　確か隣がコインランドリーだったと記憶している。　
この店『グルマン』も強烈な個性を発揮していた。
カレーは当然　超スパイシー　（今では当たり前でも　我々『バーモントカレー』に舌が慣れた者には驚きを越えた美味しさがあった　店の前を通るだけで　スパイスが鼻をついた）
それだけではない　なんと　店先で　益子焼などの民芸風陶器を山のように積み　販売をしていた。
更に　この店の強烈な個性は　なんといっても　暑い夏は　約２ヶ月の間　まったく店を閉めてしまうことだった。　なんというマイペース。
そういうオーナーの個性１００％で　出来上がっている店だった。　（オーナーは　おとなしく　すごく常識人に見えたが　本当は違っていたようだ）

その『グルマン』も今はない

タグ：はけ 坂 カレー 民芸

コメント 3

50年前の国分寺を思い出す懐かしい名前です。
by Tad (2020-09-02 10:29) 

懐かしい。グルマンのお兄さんとお姉さん今はどこにいるのかな。子供のころに沢山お世話になりました。ひとことお礼を言いたい。
by ｔｍｋ (2021-09-23 23:03) 

【映画監督/俳優・竹中直人】映画『零落』のロケ地になった国分寺にあるカレー屋の大切な思い出
https://tokyo-calendar.jp/article/25521

昔竹中直人と一緒の国分寺市の長屋に住んでいました。
カレーのグルマンでもちょくちょく見かけていたのです。
グルマンのマスターとも親しくしていて、懐かしくなってコメントしました。
by 流山の小地蔵 (2023-03-05 13:21)