アルトのおじさんとフルートの少女

府中市は近隣の町に比べて大変裕福である。
競馬場や競艇場には　多くの人が集まり、東芝やNECの大工場があって　其処からの税収も巨大なものになっている。
吉祥寺を持っている武蔵野市をはずして　小金井市、国分寺市など隣接する貧乏市は　虎視眈々と府中との合併を狙っている。
そんな裕福な府中市は　図書館、プールなど市民が利用できる公共施設が充実し、税金も安い。
市内の公園には　前々回に紹介した　童々広場だけでなく　多くのオブジェがある。
今回は　府中公園にある『アルトのおじさんとフルートの少女』を紹介したい。
府中公園も西北の角にあるベンチ（これ自体が金属でできたオブジェ）のかたわらで　上半身裸のおっさんが　ちょうどソロパートが回ってきたのだろ　アルとサックスをバリバリ吹いている。　隣のベンチには　帽子をかぶった少女がフルートを吹いているのだが　どう見ても　おじさんのアルトに合わせて吹いているようには見えないのだ。
二人とも　自分勝手に演奏しているみたいに　ちょっとしらけた雰囲気がある。
　
このオブジェは　あんがい当世の深い　深い意味を表しているのかもしれない。　

コメント 2

本当だ！有難うございます。
by ばん (2010-04-09 08:46) 

ばん　さん

自転車ではちょっと遠いので　車か電車でお越しください。

by kurakichi (2010-04-09 09:03)