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一橋大学図書館  [散歩の途中で]

一橋大学の西キャンパスに入ると まず木々の間に図書館の時計塔が見え

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少し進むと右手に昨日紹介した兼松講堂が重厚な佇まいを見せている。

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噴水を備えた縦長のいかにも洋風な池を左手に見つつ更に進むと 図書館に行き着く

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時計塔を中心にシンメトリーにデザインされたこの建物は 重厚さだけでなく 
エントランスアーチに見られる枯淡な風情は ランプの緑が黄瀬戸茶碗に使われる胆礬にも似て

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いかにも時代を経たカセた趣になっている。


エントランスの上部には 

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狼にも見える奇妙な獣が二匹 

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この知識の砦を守らんと 牙をむき出して威嚇している。

そして柱の上部では

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猛禽と獣が決死の闘争を繰り広げている。


ファサードから木々の間を抜け

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脇から裏へまわり 中を覗くと

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古風な照明が

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廊下を照らしていた。


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コメント 6

ぽて

隅々まで手の込んだ重厚な造りが素晴らしいですね!苔むし具合もなかなか。
ポツッと灯った照明の写真が特に好きです*^^*
by ぽて (2008-10-07 21:55) 

kurakichi

ぽてさん
コメントありがとうございます。

未だにこの照明です。 補助光で壁に蛍光灯なんか付けてしまっている古い建物がありますが
あれはいけません。 
by kurakichi (2008-10-07 23:15) 

パトラ

なるほど、照明が素敵ですね!
by パトラ (2008-10-08 01:15) 

kurakichi

パトラさん
コメントありがとうございます。

古い建物を使うことには いろいろ苦労があると思いますが 何かを我慢しながら使うのも いいことだと思います。


by kurakichi (2008-10-08 03:32) 

m-grace

『温故知新』この言葉が頭をよぎりました。
by m-grace (2008-10-09 10:40) 

kurakichi

m-grace さん
コメントありがとうございます。

この図書館には古いものから新しいものまでいろいろな知識が保管されているのでしょう。
大事な知識を守る番犬のような獣も必要なのです。
私はその威嚇におびえてしまい 中に入ることができませんでした。

by kurakichi (2008-10-09 10:53) 

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