どんぐり [自然]
この季節になると 落ちているどんぐりの変化を見ることが楽しみになります。
そして 寺田寅彦 を思い出します。
岩波文庫の 『寺田寅彦随筆集第一巻』
は 『どんぐり』 と題されたものから始まります。
寺田寅彦は 今ならば 養老孟司先生のような人だったか。
東京帝国大学の物理学の学者さんでありながら 絵を描いたり 随筆を書いたり そしてとても優しい人なのです。
夏目漱石の小説に登場する人物のモデルになったとも言われています。
寺田寅彦の 『どんぐり』 は 若くして亡くなってしまう病弱な妻と植物園に行った帰りに二人でどんぐりを拾う話なのですが 少し悲しい調子の中にも寅彦の妻への暖かい愛情が感じられる 心に残る作品です。
さて私の どんぐり観察は
どんぐりは よくもまあ こんなに実をつけていたのか と思うくらい
たくさん 道端に落ちっています。
寅彦の妻が夢中になる気持ちもわかります。
地上に落下したどんぐりは 条件がよければすぐに固い殻が裂けて、
やがてそこが割れて まず根を出します。
割れてきた2つの赤い実の部分の間には
芽も見えています。
2つの赤い実の部分はだんだん広がって
芽もだいぶ大きくなり、根はしっかり地中に入っていっています。
あんなにたくさんの実を落とし このように多くの実が発芽するのですが
木へと成長する数は 意外と少ないのが不思議です。
そして 寺田寅彦 を思い出します。
岩波文庫の 『寺田寅彦随筆集第一巻』
は 『どんぐり』 と題されたものから始まります。
寺田寅彦は 今ならば 養老孟司先生のような人だったか。
東京帝国大学の物理学の学者さんでありながら 絵を描いたり 随筆を書いたり そしてとても優しい人なのです。
夏目漱石の小説に登場する人物のモデルになったとも言われています。
寺田寅彦の 『どんぐり』 は 若くして亡くなってしまう病弱な妻と植物園に行った帰りに二人でどんぐりを拾う話なのですが 少し悲しい調子の中にも寅彦の妻への暖かい愛情が感じられる 心に残る作品です。
さて私の どんぐり観察は
どんぐりは よくもまあ こんなに実をつけていたのか と思うくらい
たくさん 道端に落ちっています。
寅彦の妻が夢中になる気持ちもわかります。
地上に落下したどんぐりは 条件がよければすぐに固い殻が裂けて、
やがてそこが割れて まず根を出します。
割れてきた2つの赤い実の部分の間には
芽も見えています。
2つの赤い実の部分はだんだん広がって
芽もだいぶ大きくなり、根はしっかり地中に入っていっています。
あんなにたくさんの実を落とし このように多くの実が発芽するのですが
木へと成長する数は 意外と少ないのが不思議です。
なるほど~こんな風にどんぐりは育つのですね☆
多産なものほど、自然淘汰されることが多いですよね。
珊瑚がおびただしい数の産卵をするのを
映像で見たことがありますが、
それも珊瑚になるのはごくわずか。
自然とはシンプルでいて複雑ですね。
by m-grace (2008-11-10 10:06)
m-grace さん
コメントありがとうございます。
自然はシンプルでいて複雑 そして少しずつ変化していきます。
たくさん落ちたどんぐりは 森の動物の餌になります。
ここには もうそういう動物はいませんが。
昔の縄文人も どんぐりを食べていました。
豊かな自然が 多くの生命を育んでいた時代でした。
by kurakichi (2008-11-10 10:26)
どんぐりって食べれるんですよね。
知りませんでした(^v^;;)
芽が生えるんですね・・・
by 華蓮 (2008-11-10 19:34)
華蓮 さん
コメントありがとうございいます。
昔の人は「どんぐりを食べていたそうです。
by kurakichi (2008-11-10 23:51)
踏んでしまった
666,,,ってダミアンや、、、。
オーメン。
by piattopiatto (2008-11-12 15:34)
piattopiatto 師匠
6のスリーカードなら勝てます。
by kurakichi (2008-11-12 15:59)
どんぐり、こんなに詳しく見たのは初めてです。^^
今度、見つけたら、植えてみます。
寺田寅彦さんの名前、懐かしいです。
20代の頃、何を読んだか覚えていません^^!
by パトラ (2008-11-23 13:05)
パトラ さん
コメントありがとうございます。
どんぐりは拾うのには夢中になるのですが 芽を出していることにはあまり気がつきませんね。
by kurakichi (2008-11-23 14:08)