江戸東京たてもの園 Again 1 [あの頃]
先日 晴れの日が久しぶりに訪れたので 再度 江戸東京たてもの園に行ってきました。
雨の日は幻想的だった桜の林も
今日は 歳はちょっととってしまたが まだまだ元気だよ という表情をしています。
たてもの園の入り口は 威厳漂う
旧宇和島藩
伊達家の表門なのですが
江戸末期 海外の技術を積極的に取り入れようとし先進的だったあの宇和島藩が 大正時代にこの門を建てたことに ちょっとアナクロだなあと思ってしまい 驚いてしまいます。
今日は先日 時間の関係で見ることができなかった建物を紹介します。
まずは 切妻屋根で端正なシンメトリーのフォルムをもった
前川國男邸
真面目な人のために真面目な人が作ったという印象を受けます。
前川國男氏は コルビジェの門下生として そして
上野の東京文化会館の設計者として知られています。
この住宅は昭和17年 戦時下の物資が不足しているときに建てられました。
そのためディテールをよく見てみると
今であれば廃材と言っていい材木を工夫して使っています。 この丸柱は電柱なのです。
素材はどうであれこの住宅は贅沢に作られています。
もちろん この住宅の贅沢は中央の吹き抜けのある
居間ということが直感できますが
それにもまして 贅沢なのは どの部屋からも
外がよく見えるように 大きな窓を作っていることです。
窓の先に心癒される景色があるところに この建物が建てられていたことが大きな贅沢であって
設計者前田國男氏はそのことを最大限生かそうとし それができたことが大きな贅沢なのです。
雨の日は幻想的だった桜の林も
今日は 歳はちょっととってしまたが まだまだ元気だよ という表情をしています。
たてもの園の入り口は 威厳漂う
旧宇和島藩
伊達家の表門なのですが
江戸末期 海外の技術を積極的に取り入れようとし先進的だったあの宇和島藩が 大正時代にこの門を建てたことに ちょっとアナクロだなあと思ってしまい 驚いてしまいます。
今日は先日 時間の関係で見ることができなかった建物を紹介します。
まずは 切妻屋根で端正なシンメトリーのフォルムをもった
前川國男邸
真面目な人のために真面目な人が作ったという印象を受けます。
前川國男氏は コルビジェの門下生として そして
上野の東京文化会館の設計者として知られています。
この住宅は昭和17年 戦時下の物資が不足しているときに建てられました。
そのためディテールをよく見てみると
今であれば廃材と言っていい材木を工夫して使っています。 この丸柱は電柱なのです。
素材はどうであれこの住宅は贅沢に作られています。
もちろん この住宅の贅沢は中央の吹き抜けのある
居間ということが直感できますが
それにもまして 贅沢なのは どの部屋からも
外がよく見えるように 大きな窓を作っていることです。
窓の先に心癒される景色があるところに この建物が建てられていたことが大きな贅沢であって
設計者前田國男氏はそのことを最大限生かそうとし それができたことが大きな贅沢なのです。
ホント見事にシンメトリーですね♪
この内部の感じ、木のぬくもりと、ほんの少しのモダンさ、
絶妙なバランスでかなり好きです☆
by m-grace (2009-03-10 09:18)
Grace さん
この家は77年前に造られています。
大手住宅メーカーの建物にも影響が見られます。
by kurakichi (2009-03-10 09:42)
3枚目の感じ、ホントおしゃれですね!!
いまみても、全く古さを感じません♪
by お茶屋 (2009-03-10 12:40)
お茶屋 さん
自分にとって何が必要なのかということを考え抜いて造られた建物です。
by kurakichi (2009-03-10 13:12)
最近、ずっと雨ですからね!
大きな窓とはいい考え・・・
by 華蓮 (2009-03-10 23:30)
華蓮 さん
外が良く見える大きな窓の家は素敵です。
by kurakichi (2009-03-10 23:33)