クー と言って脱力してみよう [映画・舞台・DVD]
一昨日も宮城県では震度6強を観測する地震があって被害が出ています。
そんな時に 脱力とは何事だ と思われる人もいらっしゃるとは思いますが
私はあえて クー と言って脱力します。
おそらく東京にいた人でも一昨日の地震で3.11の大地震の記憶がフラッシュバックして気分が悪くなったり、体が震えた人もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん今ある現実に面と向かって胸を張り眉を上げて全力を尽くすことも大事なことです。
しかし ニヤッとかクスリと笑う心の余裕は忘れてはいけないと私は思っています。
実は先日 神泉から新宿まで春の小川を探して歩いた日の第一の目的はアップリンク・ファクトリーでやっていた
ロシア映画特集のある映画を見ることだったのです。
このアップリンク・ファクトリーは
一見ここが映画館?というたたずまいのビルにあるミニシアターでした。
まずは
tabelaで
ヘルシーなキーマカレーをいただきました。
このレストランの経営も同じ会社のようで映画のチケットを買うと200円の割引券がもらえました。
この日観た映画は
不思議惑星キン・ザ・ザ でした。
私はもともと映画に詳しくないのですが なぜか以前からこの映画は気になっていました。
折りも折り ロシア映画なんて暗そうで観たら落ち込んでしまうかもしれないといった一抹の不安を持っていましたが なんのなんの この映画ニヤッとクスリの連続で心和める映画なのです。
この映画が公開されたのは1986年でちょうどペレストロイカが始まった頃でした。
この映画では隠喩として抑圧され続けてきた階級社会に対する批判が表現されているのですが その表現は川柳における かるみ に通じるものがあるように思えます。
さてさて私たちも時には
両手を横に広げ、腰を落として クー と言ってみようではありませんか。
心が軽くなりますよ。
綾小路曽根斗麿さんも仰っていましたが こういうときだからこそ 笑い が必要なのです。
笑いのほかにもう一つ泣くと言うことも大事なことだと思います。
つなしさんも仰っているように どうしようもなく泣けてきてしまうことがあるのです。
そういう時は思いっきり泣いてしまいましょう。
泣くことで心に溜まっていた澱が流れ去ります。
むしろ進んで泣くように自分を仕向けてもいいかもしれません。
笑ったり泣いたり出来る寅さんを観るのが良いかもしれませんね。
ところでこの映画が公開された1986年はチェルノブイリの原発事故があった年です。
この符合にも驚いてしまいますが これまでの隠蔽体質を助長してきた大手マスコミ体制を突き崩す活動が自由報道協会によって始められていることを見ると 福島での原発事故をきっかけに日本のグラスノスチが始まったように思えます。
そんな時に 脱力とは何事だ と思われる人もいらっしゃるとは思いますが
私はあえて クー と言って脱力します。
おそらく東京にいた人でも一昨日の地震で3.11の大地震の記憶がフラッシュバックして気分が悪くなったり、体が震えた人もいらっしゃるのではないでしょうか。
もちろん今ある現実に面と向かって胸を張り眉を上げて全力を尽くすことも大事なことです。
しかし ニヤッとかクスリと笑う心の余裕は忘れてはいけないと私は思っています。
実は先日 神泉から新宿まで春の小川を探して歩いた日の第一の目的はアップリンク・ファクトリーでやっていた
ロシア映画特集のある映画を見ることだったのです。
このアップリンク・ファクトリーは
一見ここが映画館?というたたずまいのビルにあるミニシアターでした。
まずは
tabelaで
ヘルシーなキーマカレーをいただきました。
このレストランの経営も同じ会社のようで映画のチケットを買うと200円の割引券がもらえました。
この日観た映画は
不思議惑星キン・ザ・ザ でした。
私はもともと映画に詳しくないのですが なぜか以前からこの映画は気になっていました。
折りも折り ロシア映画なんて暗そうで観たら落ち込んでしまうかもしれないといった一抹の不安を持っていましたが なんのなんの この映画ニヤッとクスリの連続で心和める映画なのです。
この映画が公開されたのは1986年でちょうどペレストロイカが始まった頃でした。
この映画では隠喩として抑圧され続けてきた階級社会に対する批判が表現されているのですが その表現は川柳における かるみ に通じるものがあるように思えます。
さてさて私たちも時には
両手を横に広げ、腰を落として クー と言ってみようではありませんか。
心が軽くなりますよ。
綾小路曽根斗麿さんも仰っていましたが こういうときだからこそ 笑い が必要なのです。
笑いのほかにもう一つ泣くと言うことも大事なことだと思います。
つなしさんも仰っているように どうしようもなく泣けてきてしまうことがあるのです。
そういう時は思いっきり泣いてしまいましょう。
泣くことで心に溜まっていた澱が流れ去ります。
むしろ進んで泣くように自分を仕向けてもいいかもしれません。
笑ったり泣いたり出来る寅さんを観るのが良いかもしれませんね。
ところでこの映画が公開された1986年はチェルノブイリの原発事故があった年です。
この符合にも驚いてしまいますが これまでの隠蔽体質を助長してきた大手マスコミ体制を突き崩す活動が自由報道協会によって始められていることを見ると 福島での原発事故をきっかけに日本のグラスノスチが始まったように思えます。
こんばんは!遅くなりましたご免なさい!矢張り原発への廃止につながる話ですね。異常事態にコントロール出来ない物は作らないのが一番と思いますが?!
by シラネアオイ (2011-04-10 00:18)
この作品の感想は あっしも今月末にアップしやす。
そう まさに川柳的なシニカルさ溢るる大傑作でやすね。
by ぼんぼちぼちぼち (2011-04-10 00:43)
ロシア映画、魅力的ですね。
わたし、「妖婆 死棺の呪い(魔女伝説ヴィー)」というソ連映画がけっこう好きで・・・。
RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2011-04-10 00:55)
「笑う」とか「泣く」というのは、ストレス発散には効果絶大ですね!!
東日本大震災の影響で部品調達が滞り、当社(スズキ)も例外に漏れず操業停止する工場が発生し、今後の生産計画もままならない状況です。
またリーマンショック後のような状況が続くことになりそうですが、ここで経済活動を停滞させては復興支援も停滞してしまうことになると思いますので、更なるコストダウン(鉛筆一本買って貰うのも大変ですが^^;)を進めて、生産量が減っても利益が出る体制作りを目指していくことになりそうです。
本当に、今まで「当たり前!!」だったことをもう一度見直すことが必要なのではないでしょうか?! 本当の豊かさとは何かを・・・!!
by 風来鶏 (2011-04-10 08:10)
惑星ギン・ザ・ザ、懐かしいなぁー
高校生の頃にレンタルビデオで観ましたよ。
刺激を求めていたあの頃の僕には、やや退屈に思えたなぁ。
もう一度観てみようかな。
by maki (2011-04-10 09:33)
映画には疎いので、ロシア映画といったら
「戦艦ポチョムキン」しか思い浮かびません(笑)
by jinn (2011-04-10 09:47)
ロシア映画は無声映画やアニメしか見た事が無いのですが、
おもしろそうだなとチェックしてましたがまだ行けてないです。
笑う事泣く事、大事だと思います。素直になる事が今一番大事なような気がしてます。実は私も泣きました。
by カエル (2011-04-10 12:27)
テレビに映る被災された方たちのがんばる姿に声援を送っていますが、がんばりすぎちゃ後でしんどくなるかもと、思う自分がいます。
しっかりないて、気持ちを吐き出さなきゃ、心が知らぬまに病んでいくのではないかと
ロシア映画でクスリ・・・って見たことないので、興味が出ました ^^
by よいこ (2011-04-10 14:32)
ごもっともです!なんとなく後引いてますからね。
by katakiyo (2011-04-10 16:13)
上杉氏は、現在マスターズの取材中です(笑)
by akipon (2011-04-10 17:50)
ご訪問 ありがとうございました!
NHKの「ブラタモリ」を彷彿とさせる
楽しいブログですね!
又 寄せてもらいます。。。
by ララアント (2011-04-10 20:25)
どうやら今の状況はあと数ヶ月続くようですね。
肩の力を抜いて、少し気持ちをゆるめなければ。
by ナツパパ (2011-04-10 20:45)
そうですね
24時間力を入れっぱなしじゃ
壊れてしまいますよね
我慢しないで泣きたかったら
泣けばいいのですね
そういえば、最近笑ってないなぁ
寄席でも見に行こうかしら♪
by YOU (2011-04-11 08:44)
シラネアオイ さん
西洋文明の基本と言ってよい 自然は対峙するものであって人間は自然のなぞを解き明かし自然を制御してゆくものだ と言った考えの延長線上にある事故だったと思います。
事故はあってはならないことなのですが 起きてしまった以上 そこから多くのことを学び取らなければいけないのだと思います。
by kurakichi (2011-04-11 11:46)
ぼんぼちぼちぼち さん
この不思議惑星キン・ザ・ザをぼんぼちぼちぼちさんがどのように観られたのかとても楽しみです。
by kurakichi (2011-04-11 11:49)
RUKO さん
「妖婆 死棺の呪い(魔女伝説ヴィー)」とても怖そうな映画ですね。
私はホラーものはちょっとにがてです。
by kurakichi (2011-04-11 11:53)
風来鶏 さん
日々は連続していて徐々に変化していくものですが 今大震災はそれを断ち切ってしまう出来事でした。
今がすべてのことをもう一度考え直す時なのですね。
by kurakichi (2011-04-11 13:09)
maki さん
脱力系の映画なので若い人にはちょっとだるい印象があるのかもしれませんね。
by kurakichi (2011-04-11 13:10)
jinn さん
私もロシア映画は 戦艦ポチョムキン しか知りませんでした。
by kurakichi (2011-04-11 13:15)
カエル さん
心のバランスを崩してはいけないのです。
泣いたり笑ったりすることは心のバランスを保つ為には必要なことなのです。
by kurakichi (2011-04-11 13:22)
よいこ さん
この映画のクスリは心の薬です。
by kurakichi (2011-04-11 13:44)
katakiyo さん
心のしこりがあとを引いてはいけないと思います。
by kurakichi (2011-04-11 13:49)
akipon さん
ゴルフジャーナリストが上杉氏の第一の仕事と自分で言っていましたね。
by kurakichi (2011-04-11 13:52)
ララアント さん
私は影響されやすい方です。
これからもよろしくお願いいたします。
by kurakichi (2011-04-11 13:55)
ナツパパ さん
まだまだ先は長そうですね。
だからこそ心の平安が必要だと思っています。
by kurakichi (2011-04-11 14:00)
YOU さん
寄席に行って大声で笑ってきてください。
by kurakichi (2011-04-11 14:04)
こんにちは。
この映画は知りませんでしたが「エルミタージュ幻想」は観ました。カットの切り替え無しで、1本まるまる連続撮影で作ったというところに惹かれました。笑
by sig (2011-04-11 16:02)
sig さん
キン・ザ・ザなかなか面白かったです。
by kurakichi (2011-04-11 21:19)