花暦1201Ⅲ

我が家の庭の水仙は毎年開花が早くなっているようで昨年の１２月４日に開花しました。
開花は早かったのですが年が明けてからは蕾の数が増えなくて
　


今はほんの数輪が咲いているだけです。

水仙といえば　以前の記事で
　
水仙は学名をナルキッソス（Narcissus）といいギリシャ神話の美少年の名前に由来します。
美少年ナルキッソスはメネシス神によって自分しか愛せないという罰を受け　水面に写る自分自身に恋をしてその場から動けなくなってやがて死んでしまい　ナルキッソスが死んだ場所に咲いたのがその化身の水仙なのだそうです。
心理学用語のナルシシズム、ナルシストといった言葉の語源もこのギリシャ神話にあります。

といったことを書きましたが　先日ぼんぼちぼちぼちさんは　道端で背を向けて咲いている水仙にナルキッソスを重ねた素敵な歌を書いていらっしゃいました。
私は私で今年もまた水面を見つめる水仙を
　


近くの小川に探しに行きました。
この水仙の隣では　大犬のふぐりが



小さな花を咲かせていました。

おとといの記事にいただいたayaさんのコメントに　ボタンも咲くのが楽しみですね♪　とあっておとといの記事に使った写真は一週間ほど前のものだったので気になり殿ヶ谷戸庭園に寒牡丹を見に行ってきました。
　


すでに咲ききっているものもあります。
　

　
白色
　

　
ピンク色
　


赤色と　午前中の陽に照らされ色の濃淡がとても美しくついついアップの写真になってしまいます。

赤色の牡丹は　紅連獅子　という名で
　


三つ並んで咲いている姿に以前観たお能の石橋（しゃっきょう）の赤頭を思い出しました。
そのとき観たものは観世流の小書きに従ったもので　清和、芳宏、芳伸三兄弟の獅子がすべて赤頭でその舞はとても迫力のあるものでした。

タグ：観世 スイセン 庭 オオイヌノフグリ ボタン

コメント 4

牡丹きれいですね！
探しに行ってみようかな？＾＾
by hatumi30331 (2012-01-19 08:04) 

あ、ありがとでやす・ぺこりっ。
いつか　オオイヌノフグリの歌もこさえてみよーかなと思いやした。
白い牡丹　花弁の動きが見事でやすね(◎o◎)b
by ぼんぼちぼちぼち (2012-01-19 12:43) 

hartumi30331　さん

寒牡丹は今が盛りです。
どこかの神社や植物園で展示されていると思いますのでぜひお出かけを。

by kurakichi (2012-01-20 17:35) 

ぼんぼちぼちぼち　さん

オオイヌノフグリの歌期待しています。

by kurakichi (2012-01-20 17:38)