横浜ディープゾーンXI

さていよいよ今回の街歩きの本丸
　
　

黄金町です。


黄金町駅から
　


横浜駅向きに高架線と建物の間の道を歩いてみます。
この道の右にある建物はとても不思議です
　
　

間口はほぼ一間で一つ一つが独立した店舗然としています。
これがいわゆる ちょんの間 といわれる商売のお店の形です。
ちょんの間とは一見スナックなどの飲食店を装ってますが二階では 春 売っているお店なのです。
この辺りは戦前は大岡川の水利を生かして卸問屋が多く立ち並んでいて　今でも建材関係のそういったお店も見られますが　町としては横浜大空襲でほとんど焼け野原になってしまい　戦後すぐには近くに赤線の永真遊廓街もあって　手っ取り早い商売の青線のお店が乱立し　つい最近まで春を売る商売が存在していました。
しかし平成１７年（２００５年）から警察が集中的な摘発を行ってそのような店はもうなくなりました。
大岡川の表通りに回ってみると
　

　


とても健全なお店になっています。
このあたりについては横浜ホンキートンク・ブルースのcafelamamaさんも記事に書いています。
それによると空き店舗となっていたお店を若者に低価格で貸し出しているのだそうです。

街の浄化活動については
　


掲示もされていますし　
工事現場のフェンスには
　


子供たちの願いが絵になっていました。

タグ：ちょんの間 横浜 黄金町 青線 風俗

コメント 8

とても興味深いシリーズ、楽しませていただきました。
by johncomeback (2013-06-14 10:43) 

町のイメージを変えるためにも若者に
空き店舗を貸して工夫するのはよい試みですね。
by yoko-minato (2013-06-14 11:01) 

>町としては横浜大空襲でほとんど焼け野原になってしまい
旧平沼駅がすぐ隣にありますもんね
by いっぷく (2013-06-14 12:20) 

今日は。
コメントありがとうご゛さいます。
またよろしく。
by 夏炉冬扇 (2013-06-14 14:15) 

10年以上前に少しの間だけ黄金町に住んでました。
今は、少しずつ健全な町になっているみたいで良かったです(^.^)
by ばー助 (2013-06-16 18:58) 

こんにちは。黄金町には思い出がありますが、もう半世紀も昔のことになってしまいました。
by sig (2013-06-17 13:30) 

コメントをいただいた皆さんありがとうございます。
個別にお返事できず申し訳ありません。

by kurakichi (2013-06-19 03:42) 

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