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江戸の運河  [川の風景]

昨日の記事のかみそり堤防はこの日はその名も思いつかずどこかテレビで見たなあぐらいでした。
家に帰って撮りためてあるブラタモリを探してみるとありました。
 
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江戸の運河前後編の二本です。

前編は
 
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小名木川についてのものです。
この川は徳川家康が最初に造った運河で
 
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行徳で作られる塩を外海の波に影響されずに安定的に江戸に運ぶためのもので その後いくつもの運河を造り、河川を整備し 水戸の物資も房総半島をまわらずとも江戸に運べるほどになりました。
この小名木川は江戸時代 塩だけでなくさまざまな物資の流通拠点であったわけでその沿岸には
 
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多くの大名の蔵屋敷が立ち並び、明治になるとその広い敷地には殖産興業のための工場施設が造られました。
昭和20年代まではまだそれほど大きな問題はなかったのですが、30年代に入り
 
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高度経済成長下 大気汚染、河川の汚染、そして地下水を大量に使うことによっての地盤沈下という問題が起こってきました。
この地盤沈下によってこの地域は 大雨が降ればすぐに浸水するいわゆる海抜0m地帯になってしまったのです。
そしてこの
 
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かみそり堤防が造られたというわけなのです。
そして現在は河川の浄化も進み このように
 
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運河のすぐ脇には遊歩道も造られ、昔のかみそり堤防はその一部が記録として残されています。

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Tadalafilo

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by Tadalafilo (2018-04-14 06:09) 

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