SSブログ

庚申塚と市杵島神社  [散歩の途中で]

梶野通りにある二本松の脇にある
 
140126_001.jpg

祠には
 
140126_002.jpg

庚申塔がありました。

下段に三猿、その上に青面金剛が彫られています。
残念ながら脇と背面を見ることができなかったのでいつ作られたものかはわかりませんでしたが おそらく江戸中期頃のものなのでしょう。
祠の壁に
 
140126_003.jpg

猿田彦と書かれていますが彫られている像は青面金剛像で どちらも庚申信仰の対象であって また江戸時代の神仏習合のためか混同しているようです。
ここが市杵島神社の入り口であって
 
140126_004.jpg

西へ一直線のこの道が参道になっています。
この道を行くと
 
140126_005.jpg

道が狭まり若干上り坂になっています。
 
140126_006.jpg

なかなか立派なお社です。
 
140126_007.jpg

この神社は梶野新田が作られてすぐの享保17年(1732年)に建てられています。
社号から市杵島姫をお祀りしているようですがご本尊は弁財天に仕える十五童子で ここにも神仏習合の跡を見ることができます。
市杵島姫も弁財天もどちらも水に関係する神さまで新田開発にいかに水が貴重であったかがうかがい知れます。
参道のすぐ脇には
 
140126_008.jpg

東京都水道局の梶野三号水源がありましす。
昔はここから地下水が自噴していたのかもしれません。

さて再び
 
140126_009.jpg

梶野通りに出て仙川を行方を追ってみます。

nice!(134)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 134

コメント 2

COLE

庚申塚は庶民の歴史が重なって見えるようで、好きです。
by COLE (2014-01-26 07:14) 

kurakichi

COLE さん

庚申塚がある道は古い道が多くて確かに歴史を感じますね。

by kurakichi (2014-01-26 23:46) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。