ロケットが飛んだ日

４月１２日は日本で初めてロケットが飛んだ日でした。
６０年前の昭和３０年（１９５５年）の４月１２日に糸川英夫博士が
　


ペンシルロケットの水平発射実験を行ったのです。
ということで４月１２日は日本の宇宙開発の出発点であるのと同時に世界的に見れば初の有人ロケットボストークが打ち上げられた日でもあり、また初のスペースシャトルコロンビアが打ち上げられた日でもあって世界宇宙飛行の日になっています。
　
実はこのペンシルロケットの発射実験が行われたのは当時は国分寺町だったこの地にあった新中央工業跡地でした。
ということでこの６０周年を記念して
　


国分寺市では様々なイベントを企画し　その一つが
　


早稲田実業学校の
　


小室哲哉記念ホールで
　


行われた記念公演でした。

まさに早稲田実業学校が建つこの敷地がペンシルロケットの発射実験が行われた場所で
　

　
このホールからは敷地の対角にある場所が実験場でした。

第一部はその実験に実際に参加した秋葉鐐二郎氏、山本芳孝氏、垣見恒男氏によるお話でした。
　


そこでは戦後すぐの時期アメリカによる様々な規制の中資金もなく材料物資も乏しい中で苦労して実験を行ったことが語られました。
その苦労の発射実験から今に至るロケットの歴史は
　


にわかりやすくまとめられているのでご興味がある方はクックしてみて下さい。

タグ：国分寺市 ロケット 記念日

コメント 2

とても面白い動画でした。ペンシルロケットとカッパ、ラムダ、ミューロケットは名前だけしか知りませんでしたので、大分知ることができました。
by アヨアン・イゴカー (2015-04-26 08:55) 

アヨアン・イゴカー　さん

ここまで至る長い道のりがあったのですね。

by kurakichi (2015-04-28 06:09)