イケメン看護師 [アクシデント]
私の入院した整形外科病棟では看護師は2つのグループに分けられていた。
私の担当はピンクグループで5人ぐらいで構成されていた。
入院患者は気分も落ち込んでいるし 気難しくもなっている。
ちょっとしたことでも文句も言いたくなる。
そういう人たちを相手に仕事をするのだから 並大抵の忍耐力では務まらない。
まして 昨日の記事にも書いたように 他人の排泄を手助けしなければならないのだ。
今回 初めて看護師さんにお世話になり 頭の下がる思いがした。
寝たきりの私には 定時の血圧測定や食事を運んできた時が 唯一 人と接する機会であって
看護師さんと交わす会話が 短いものであっても楽しかった。
看護師さんは やはり女性が多いのであるが 若い男性もいた。
それがまたいわゆる『イケメン』だった。
彼は仕事をテキパキこなし 先輩看護師からも頼りにされているようであった。
そんな彼が 院内に張ってある看護師募集のポスターに出ていた。
「ポスターに出てた?」とたずねると「気がつきましたか」とちょっと恥ずかしそうに答えてくれた。
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