銀座の時間はゆっくり流れる

十字和子さんの写真展　『ウズベキスタン』を観に銀座のギャルリ ドゥミ・ソメーユに行ってきました。
十字さんとは　『ほんやら洞』で先日で会ったばかりなのですが　まず　吸っているたばこが　ショートホープであったことにびっくり　それもフィルター近くまで吸っていた。
変った人だなと思いつつ　お話をしてみたら　フリーのカメラマンであって　それも撮影地はインドや中国、中央アジア等々。
小柄で　優しい目をしたこの人のどこに　写真を撮るためなら　どこへでも行ってしまう行動力があるのだろう。
ちょうど写真展をやるというので　久しぶりに銀座まで出向いたわけなのです。



写真には　静かな優しい空気が流れていてました。　経済とか政治とかで厳しい状況にある国なのに　そんな雰囲気は微塵もなく　自然な笑顔が写っていました。
丁寧に手焼きされたモノクロームの諧調も穏やかでした。



そんな写真を観た後だったためか　銀座の街に流れる時間も不思議とゆっくりに感じられました。
ウズベキスタンの街の歴史に比べれば　銀座はまだまだ浅い歴史しかないのだけれど　それでも日本、東京の中では一番成熟していることが　時間の流れをゆったりとしたものにしているようである。　やっぱり銀座は大人の街だった。

タグ：十字和子 ウズベキスタン 銀座

コメント 2

銀座・・去年の10月に行きましたが、
政治絡みの何かがあったらしくて、音楽流してる
車が連なり、横道に入れない様にガードしてる
車もあり、物々しい雰囲気でした。
また、今度何も無い時に行ってみたいです・・・♪
by oko (2008-06-05 21:13) 

okoさん　コメントありがとうございます。

若い人たちは知らないだろうけれど
昔は　数寄屋橋の交差点で　赤尾敏　という右翼のおじいちゃんが　いつも演説していた。
もちろん右翼の外宣車も来ていて　軍歌や勇ましい音楽を流していて　それはそれは　うるさかった。
by kurakichi (2008-06-05 22:22)