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洋食屋さんのビーナス [まちなかアート]

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武蔵小金井駅北口の繁華街の 
(ここにも都内過疎化現象が起こっていて最近は人通りが少ない) 
洋食屋さんの店先においてあったビーナス
このトルソちょっと肉感的で魅力的です
お店の人が どこかの川原か海岸で見つけてきたものか

『芸術』 とは一体なんだろう?
人を喜ばせたり、驚かせたりして 茂木健一郎先生の言うところの 『クオリア』 を引き起こすものの一つであることは確かである
一方 『芸術』 は その表現者に内在する 『クオリア』 を具体的に表出したものともいえる
また そこには 『創造性』 と言う言葉が常に付きまとう
物まねではないオリジナリティーが要求されるのである

しかし 芸術であろうがなかろうが 
作ったものであろうが拾ってきたものであろうが
私には 『面白い』 と思える何かがあればいい

日本人は昔から 『見立て』 を大事にしてきた
本来の見方、使われ方を離れて 違った見方をしてみるとか 違った取り扱いをしてみる
茶道の世界では 『侘びさび』 を表現するために 花活けに 使い古した魚籠や虫籠などを使ったりするし
道具においても 例えば光悦の白楽茶碗は 雪を頂いた富士山を連想することから 『不二山』 と名づけられている
この洋食屋さんのビーナスの面白さも 『見立て』 からきているのだ

おいおい 今日は何を言いたかったのだ 言葉が滑っているなあ
最近読んだ茂木先生の本のせいか 私のガラに似合わないものになってしまった
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