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さざれ石 を初めて見た  [散歩の途中で]

君が代の歌詞にある 『さざれ石』 は現実にある石だった。

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府中市の大國魂神社 本殿の左脇に回った所に それはあった。

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説明文を見ると
『さざれ石は、石灰岩が雨水に溶解し膠着物質となり小粒石を凝結した石灰質角礫岩で、長年を経て小粒石が巌に固結し苔むす様は、一家、町、国と結集し幾千代まで栄行く人間の協調発展の精神に比喩され、算賀を祝し長寿を祈る嘉句として国歌や古今和歌集に詠まれている。』 と書かれていた。

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実際の石を見ると 確かにいくつもの小さい石が岩の中に埋まったようになっている。
石灰岩が水に溶けるといえば鍾乳洞を思い出すが あの鍾乳洞が出来るまでには気の遠くなるくらいの時間がかかることを知っている。 
人の手で似たようなものを作るのであれば コンクリートとか何かで小石を固めれば出来そうであるが 自然の力だけでこの石が作くられたとなれば 途方もない時間と行幸がなければならない。 ゆえに 尊いもののたとえになったのであろう。
ちなみに ここに置かれた 『さざれ石』 は平成5年に 伊東石材店が皇太子殿下御成婚記念で奉納したものである。

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コメント 2

パトラ

凄いお話ですね~!
今まで、歌詞の意味を考えた事もなく、そう言えば『さざれ石』とありましたね。  
又 実物があるのも凄いです。
by パトラ (2008-08-26 10:04) 

kurakichi

パトラさん

コメントありがとうございます。
私も 雨風に晒され風化した ふるーい石のことだと思っていました。

by kurakichi (2008-08-26 10:25) 

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