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せもりな ができて25年になるのか  [あの頃]

国分寺にイタリア料理の店 『せもりな』 ができてもう25年になる。
洋食と言えば ハンバーグにカレー そしてスパゲティーぐらいしか知らなかった田舎者には 単なるスパゲティー屋ができたぐらいにしか思っていなかった。
あの当時 国立にはすでに 『イタリア小僧』 が営業をしていたと思うが スパゲティー屋(まだパスタという概念さえ定着していない) なんて 蕎麦屋かラーメン屋程度のものと思っていた。 
それは イタリアンでは前菜として供されるパスタを 我々米食日本人は主食としてとらえ、例えば 『たらこスパゲッティー』 とか 大根おろししょうゆ味の 『きのこスパゲッティー』 のように和風テイストを加えたものがまず市場で展開されたことにも原因がある。

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看板には 『Pasta』 とは書かれているけれど トラッテリアというのだろうか 庶民的ではあるのだが ちゃんとしたイタリア料理を出してくれる店 『せもりな』 が地元にできたことは 嬉しいことだった。 
ちょうど 『せもりな』 がオープンした時期に 近くに住んでいたハジメに長男テツが誕生し、そのテツがやがてこの店でバイトをするようになり、今はサラリーマンとして働いている。 25年なんてあっという間に過ぎてしまったように思える。

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高橋シェフは頭もひげも真っ白になり、おじいちゃんの風貌になってしまったが 相変わらず元気にフライパンを振るっている。

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この日はランチに 『冬瓜のトマトソース』 をいただいた。 (食べ始めてから気がついて撮った写真なのでちょっと汚く写っちゃってゴメンナサイ) 

中華やイタリアンが 庶民的なものから高級なものまで広く展開しているのに比べ フレンチが未だに いわゆる高級料理としてしか認識されていないのは 麺料理がなかったためかもしれない。 
フランスパンだけじゃねえ どうもうまくいかないのです。

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コメント 6

パトラ

今晩は!
店先のベンチに冬瓜が置いてありますが、これがトマトソースとマッチするなんて、ちょっと驚きです。
冬瓜といえば、良く中華料理に使ってあるので、イタリアンとは、不思議でした。
by パトラ (2008-09-02 01:00) 

kurakichi

パトラさん
コメントありがとうございます。

そう冬瓜はもちろん和食にも使われます。
味にくせが無く というより 冬瓜そのものには味が無く トマトソースの味が良くしみこんだり、出汁の味をよく煮含めることができます。
あのフニャっとした食感が嫌いな方もいるかと思いますが 私はあの あなたまかせの頼りなさが好きです。
by kurakichi (2008-09-02 01:32) 

ryuji_s1

セモリナ
素敵なお店ですね

25年 歴史ですね
by ryuji_s1 (2008-09-02 08:24) 

kurakichi

ryuji_s1 さん
ご訪問、コメントありがとうございます。
ryuji さんはどこかでお店をやっているのですか?
by kurakichi (2008-09-02 10:46) 

ぽて

こういうお店はずっと残っていて欲しいですね。
ファミレスやチェーン店も美味しいところはあると思いますが
お店の個性が感じられた方がより魅力的な気がしますね〜^_^
by ぽて (2008-09-02 23:47) 

kurakichi

ぽてさん
コメントありがとうございます。
ご意見に同感です。
その地域に住む人たちの気質と店主の人となりが特に大事だと思います。
by kurakichi (2008-09-03 00:00) 

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