いーはとーぼでひと休み [街並]
昨日は 下北沢のお話はお休みし 国立の邪宗門で一服の話でしたが、邪宗門という名の喫茶店は下北沢にもあります。 下北沢といっても三軒茶屋方面にだいぶいった所にあり 私はまだ行ったことがありません。
話がそれてしまいますが 邪宗門という名の喫茶店は何軒かありますが 別にチェーン店というわけではありません。
みなさん独立してやっていますが マスターが皆マジシャンであることが共通しています。 店内のしつらえも似ているようです。
今はバーやクラブといったところでマジックショーが行われるようになりましたが 昔は演芸場ぐらいでしか演じることができなく それもいわゆる色物扱いでした。 笑いではなく マジックそのものを楽しんでもらうための場所を求めていたマジシャン達が それぞれ 『邪宗門』 という名の喫茶店を作ったという事なのです。 その中の親分格の店が 国立の邪宗門です。 私も昔 何回か マスターのマジックをお店で見たことがあります。
さて 前置きが長くなりましたが お天狗様を見たあと 少し歩きつかれたので 一服しようと再び駅方面に戻りました。
真龍寺も駅から遠いわけではないのですが 住宅の中のお寺といった感がある。
このあたりは 車が通れる道は 当然お店が多く存在するのだが その裏は車が通れるか通れないかといった狭い道で結ばれた住宅街になっている。
真龍寺の前の道から表通りに出ると 『北沢ヒ』 と右端にディスプレーされている建物があった。
北沢ビルという名のビルであることはわかるが 表札ともいえるディスプレーを壊れたままにしている所がすごい。
これも下北沢的ということなのだろうか。
この建物はもとアパートだったのではないだろうか。 今は一階に店舗、二階が事務所、三階が住居のように見受けられる。
それにしてもこのビルも相当年季が入っている。
一階左端の店は 門前の団子屋なのか天狗ゼリーとサムライアイスを売っていた。
といっても 横丁をすぐ曲がった所に神社があることや なぜ天狗ゼリーなのか といったことなど ここを歩くほとんどの人は知らないし 関心など持ちそうもない空気だった。
角を曲がっただけで まったく違う空気感になってしまう所は 原宿、代官山、自由が丘、吉祥寺などに共通している。
また北沢ビル一階に入っているお店は 比較的新しそうに見え 新陳代謝の激しさを感じる。
喫茶店 『いーはとーぼ』 は どこにでもあるような 町の不動産屋が一階にあるビルの二階にあった。
ビルの階段の途中には 下北沢らしく 演劇の講演案内のビラがたくさんつるされていた。
階段を上りきると
『いーはとーぼ』 の入口がある。
ここは国分寺にある喫茶店 『プー横丁』 のマスターが修行した店とのこと。 やはり雰囲気が似ている。 古本、中古ＣＤが置かれ それを買うこともできる。
この店は２階にあるということもあり
それほど込んでいなくて ゆっくり休めることができた。 レジカウンターの上に高田渡の写真があり 吉祥寺の匂いもする。
『イーハトーブ』 は 宮沢賢治が 『いはて（岩手）』 をエスペラント語で表現したものなのだが 標記は 『イーハトーヴ』 『イーハトーヴォ』 『イーハトーボ』 といろいろある。 しかし普通は 『イーハトーブ』 とするところをあえて 『いーはとーぼ』 としているところに この店の いい意味での頑固さを感じた。
まだ続きます
話がそれてしまいますが 邪宗門という名の喫茶店は何軒かありますが 別にチェーン店というわけではありません。
みなさん独立してやっていますが マスターが皆マジシャンであることが共通しています。 店内のしつらえも似ているようです。
今はバーやクラブといったところでマジックショーが行われるようになりましたが 昔は演芸場ぐらいでしか演じることができなく それもいわゆる色物扱いでした。 笑いではなく マジックそのものを楽しんでもらうための場所を求めていたマジシャン達が それぞれ 『邪宗門』 という名の喫茶店を作ったという事なのです。 その中の親分格の店が 国立の邪宗門です。 私も昔 何回か マスターのマジックをお店で見たことがあります。
さて 前置きが長くなりましたが お天狗様を見たあと 少し歩きつかれたので 一服しようと再び駅方面に戻りました。
真龍寺も駅から遠いわけではないのですが 住宅の中のお寺といった感がある。
このあたりは 車が通れる道は 当然お店が多く存在するのだが その裏は車が通れるか通れないかといった狭い道で結ばれた住宅街になっている。
真龍寺の前の道から表通りに出ると 『北沢ヒ』 と右端にディスプレーされている建物があった。
北沢ビルという名のビルであることはわかるが 表札ともいえるディスプレーを壊れたままにしている所がすごい。
これも下北沢的ということなのだろうか。
この建物はもとアパートだったのではないだろうか。 今は一階に店舗、二階が事務所、三階が住居のように見受けられる。
それにしてもこのビルも相当年季が入っている。
一階左端の店は 門前の団子屋なのか天狗ゼリーとサムライアイスを売っていた。
といっても 横丁をすぐ曲がった所に神社があることや なぜ天狗ゼリーなのか といったことなど ここを歩くほとんどの人は知らないし 関心など持ちそうもない空気だった。
角を曲がっただけで まったく違う空気感になってしまう所は 原宿、代官山、自由が丘、吉祥寺などに共通している。
また北沢ビル一階に入っているお店は 比較的新しそうに見え 新陳代謝の激しさを感じる。
喫茶店 『いーはとーぼ』 は どこにでもあるような 町の不動産屋が一階にあるビルの二階にあった。
ビルの階段の途中には 下北沢らしく 演劇の講演案内のビラがたくさんつるされていた。
階段を上りきると
『いーはとーぼ』 の入口がある。
ここは国分寺にある喫茶店 『プー横丁』 のマスターが修行した店とのこと。 やはり雰囲気が似ている。 古本、中古ＣＤが置かれ それを買うこともできる。
この店は２階にあるということもあり
それほど込んでいなくて ゆっくり休めることができた。 レジカウンターの上に高田渡の写真があり 吉祥寺の匂いもする。
『イーハトーブ』 は 宮沢賢治が 『いはて（岩手）』 をエスペラント語で表現したものなのだが 標記は 『イーハトーヴ』 『イーハトーヴォ』 『イーハトーボ』 といろいろある。 しかし普通は 『イーハトーブ』 とするところをあえて 『いーはとーぼ』 としているところに この店の いい意味での頑固さを感じた。
まだ続きます
いーはとーぼ。。。こだわりなんですね～。
エスペランサ語で岩手なんですか！初耳です。へぇぇぇ。
by pumipon (2008-10-02 16:51)
pumipon さん
コメントありがとうございます。
宮沢賢治は進歩的で おしゃれな人だったようです。
自分でもチェロを弾いたりしていたようですし、
北上川の白い河岸をイギリスの白亜の海岸に見立て 『イギリス海岸』 と名づけたりしています。
by kurakichi (2008-10-02 17:33)
店名、店内色んなところからホントにいい意味での頑固さ、こだわりが感じられます♪
味のある木の風合いがたまりませんね☆
by m-grace (2008-10-03 18:58)
m-grace さん
コメントありがとうございます。
イメージは昔の小学校の机と椅子。
今の人にはわからないと思う。
重いし、でこぼこしていて 使いやすくはなかったけれど
暖かみがあったし 愛着もわいた。
このお店は そんな時代を 思い出させてくれました。
by kurakichi (2008-10-03 19:39)
下北沢レポ、まとめ読みしてます。この一週間、平日は眠かったので^^ゞ
北沢ビル渋すぎます！3階の住居フロアってどんな感じなんでしょうね♪
新陳代謝は激しいですね。チェーン展開しているお店も増えてる気がしますし。
邪宗門、下田でも見かけました。入っとけばよかったかな。
by ぽて (2008-10-04 15:26)
ぽてさん
コメントありがとうございます。
まとめ読みとは ありがたい。
内容が無いようなものなので おき楽に。
by kurakichi (2008-10-04 19:48)