シュトックハウゼンを聴きに行く １

１０月３１日は　上野の東京文化会館小ホールで行われた
近藤伸子　ピアノリサイタル　『追悼　シュトックハウゼン』　
を聴きに行ってきました。



シュトックハウゼンってだれ？
という人も多いと思います。
彼は２０世紀現代音楽の草分け的作曲者で　昨年１２月に亡くなっています。
私も名前だけは大学生の頃知っていましたが　彼の作品はまだ聴いたことがありませんでした。
演奏の近藤伸子さんは



という方で　（パンフレットからの転載）

今回は　近藤伸子さんのお姉さまから券をいただきました。
お姉さまとは　ある美術展で知己を得て　今回の運びとなった訳です。
確かに　現代音楽は　解りにくいのですが、　解ろうと頭で聴くのではなく　
コンサートホールの音場に身を浸してみようと思って出かけました。

この日は　真直ぐまじめにやってきたことを感じさせる扁額と暖簾に誘われて



湯島にある　『蓮玉庵』　という蕎麦屋で夕食をとって



すっかり日の落ちた不忍池を巡って会場に向いました。



弁天堂では



お兄さんが中国琵琶で　少し明るくそれでいてうら悲しい曲を奏でていました。

寛永寺の階段を



上っていくと　上野の森美術館では　『Art of our time』　をやっていて　



入口には　草間彌生さんの作品が置かれていました。

現代音楽を聴きに来て、現代アートに巡り逢うなんて　演奏への期待が高まりました。
いよいよ



東京文化会館に着きました。

コメント 8

赤いものに、白い点々が！！！
作品なんですね。
コンサートとは、耳で聞く
芸術ですね。
by 華蓮 (2008-11-06 07:26) 

華蓮　さん
コメントありがとうございます。

多くの草間さんの作品は水玉模様がメインモチーフになっています。
草間さんの作品に出会うと　目はクラクラ　頭グラグラ　してしまいますが
なぜか惹かれてしまう魅力があります。

近藤伸子さんの弾くシュトックハウゼンの音楽も　エエッー　そんなー　という驚きの音楽でした。


by kurakichi (2008-11-06 08:26) 

おほ！
文化的な一日でしたね～。
現代アート、現代音楽。。。。現代って頭につくと何だか難解なものを
想像してつい身構えちゃったりするんですがね。
何じゃこりゃ？って思ってても「この色使いが作者の心の叫びなのねぃ」
なんて判った風なこと言っちゃったりして。。。。
文化人を気取っちゃったりするんですが
実は最後まで「なんじゃこりゃ？」だったりするσ（^-^）は
野蛮人なのでしょうか・・・・・
by pumipon (2008-11-06 08:54) 

pumipon　さん
コメントありがとうございます。

なじゃこりゃ　でいいんだと思います。
何か見たり聴いたりして　美しいと思うことと
あれー　これなにー　と思うことは　
心の動きとしては同じなのです。

この日のコンサートでは　
ピアノからミサイルが打ち上げられたのですよ
５本のミサイルが

by kurakichi (2008-11-06 09:09) 

中国琵琶のお兄さんがなんとも雰囲気あっていいですね～
中国の音楽はとても雄大で好きです。
きっとこれもステキな音を奏でるんでしょうね～♪
by m-grace (2008-11-06 09:48) 

m-grace　さん
コメントありがとうございます。

中国の南の方の音楽なのか
琵琶の音は高めで、少し明るく、ゆったりと流れるようでした。
それでいて　少し悲しげで　ずっと聴いていたかったのですが
コンサートが始まる時間も迫ってきましたので
やむなくあとにしました。
ちょっと残念でした。

by kurakichi (2008-11-06 10:53) 

余裕をもってのコンサートですね！
お腹も軽く充たしての準備はお見事です！
雰囲気、抜群ですね～♪

by パトラ (2008-11-08 02:38) 

パトラ　さん
コメントありがとうございます。

幸い　私にはタップリ時間がありましたので、上の付近をぶらぶらしてみました。

by kurakichi (2008-11-08 08:23)