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民俗音楽について考えてみる 3  [MUSIC]

パキスタンの音楽の話から ずいぶん違った方向に向かってしまったがもう少し続けます。
昨日の最後に紹介した Comme à la radio ラジオのように は言ってみれば シャンソンとジャズの融合なのですが 



これは tanka という曲で 西洋人が見る日本的な趣味が混ざって イメージが複雑なものになっています。

さて もともとジャズは 常に 人と同じことをしない、新しいことを目指し変化する音楽なのです。
そして ジャズとは異なった土壌で育った音楽を求め、取り入れてきました。
その中心人物は当然 マイルス・デイヴィス でしょう。
彼は ギル・エヴァンス と作った
 


スケッチ・オブ・スペインでは クラシック的手法とタイトルが示す如く スパニッシュテイストを取り入れています。


その後マイルスが展開するモード奏法も



それからのジャズの歩みを決定してしまったものであり、今聞いてみれば 当然私の中のジャズにフィットしすぎているため違和感のないものとして聞こえてしまいますが 異民族の音楽要素の取り込みと言って良いものなのです。
このようなジャズの変幻自在さは枚挙にいとまないのですが なぜか スペインがらみのものが多くヒットしています。
それは チック・コリアの 
 


スペイン だったり
パコ・デ・ルシアを引き込んだ
 


Super Guitar Trio だったりします。
この辺まで来ると ある意味ジャズの範疇を越えてしまっているともいえますが‥‥

最後に これはロックの範疇に入るのですが ROUTE616 の shin さんもブログで記事にしていた Sting の Desert Rose はアラブのテイストをうまく取り入れている思います。
 


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コメント 8

moz

Jazzって奥深いんですよね。
今まで、あまり聴かずに来てしまいました。聴いてみようかな・・・。 ^^
by moz (2009-05-17 13:55) 

カレン

ジャズってカッコイイですよね!
ジャズバー行ってみたいです。
by カレン (2009-05-17 14:59) 

kurakichi

moz さん

Jazz との良い出会いを願っています。
by kurakichi (2009-05-17 17:08) 

kurakichi

カレン さん

ジャズバーは二十歳を過ぎたら連れて行ってあげても良いかな。
by kurakichi (2009-05-17 17:10) 

pumipon

お久しぶりです♪
カッコいいじゃないですか~!ジャズ♪好きだわ~♪
最後のアラブっぽいの叩いてる太鼓はダルブッカですね。
ベリーダンスも踊れそう(^w^)
by pumipon (2009-05-17 22:37) 

kurakichi

pumipon さん

テレビのCMで 海外からベリーダンスのすごい人が来るって言っていましたが ベリーダンスの注目度合いも大分上がってきているようですね。
ところで pumiponさんの発表会はいつ?
by kurakichi (2009-05-17 22:56) 

SILENT

ラジオのように大好きでした
懐かしいですね。レコードも今は処分しました。
ジャケットもかっこ良かったですね。
by SILENT (2009-05-18 12:30) 

kurakichi

SILENT さん

懐かしさを抜きにして 今聞いても ブリジット・フォンテーヌは良いです。
by kurakichi (2009-05-19 07:55) 

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