お堀端を歩いてみる [散歩の途中で]
九段下から麹町まで歩くのは初めてかもしれません。
これまでは 四谷から歩いて行きました。
四谷からの通りのことを今は 新宿通り と言っているようですが そこは半蔵門を起点とする甲州街道なのです。
そもそも 半蔵門って何?
半蔵門は 江戸城にとって裏口のようなものなのですが ここに服部半蔵の屋敷があって いわば隠密の基地があったわけなのです。
徳川にとって甲州銀山に直結するだいじな場所だったのです。
まあ それはそれとして 江戸城は江戸湾(東京湾)に向かって建てられているのですから 一番内陸の半蔵門は高台になります。 つまり九段下からは上りの坂道になるわけです。
この辺りを歩くのは そう40年ぶりなのです。
お堀の写真
昨日の記事にも書いたようにこの日は ちょっとモチベーションが低く ブログのことなど頭になくて イザ記事を書こうと思っても適当な写真がなくて 困っています。
40年前 私は武蔵野にある 言ってみれば東京のど田舎の中学校に通っていましたが 運良く受かった学校が世田谷にあり 初めて定期券なるものをもってバスと電車を乗り継いで 高校に通っていたのでした。
その高校の1年のとき 地理の実習で 1日かけて皇居の周りを歩いてレポートを提出する というものがありました。
その当時 私は山手線の内側などはまったく知らないので 実習当日は靴も新しい運動靴(スニーカーなんてものは存在していません)を用意して 意気揚々と四ッ谷駅から出発して この日とは逆ルートになるのですが 皇居を一周したのでした。
大雑把な地図と見るべきポイントが書かれたプリントを手に持ち 4、5人のグループで一日をかけて皇居を一周したのでした。
今から考えると けっこう良くできたカリキュラムだったと思います。
それが私の始めての東京散策だったのです。
まあ そんなこんなで 40年ぶりに皇居の周りを歩いてみました。
まずは九段下から靖国神社まで歩き 靖国神社の手前で左に折れると
そこは
千鳥ヶ淵です。
ここが東京の桜の名所の一つです。
対岸の桜の巨木に一斉に花が咲くさまは 想像するだけで壮観です。
お堀に沿って少し進むと
首都高環状線がお堀の上に出てくる部分に行き当たります。
新宿から来る4号線を三宅坂ジャンクションで左に向かい 地下を少し走ってからここに出ます。
かなり苦労して作られた首都高ももう45年も経っているのです。
更に進むと
千鳥ヶ淵交番があり この先からお堀は 半蔵門掘 になります。
ここには
千代田区立千鳥ヶ淵公園がありボートに乗ることもできます。
対岸には三宅坂ジャンクションで右に向かったときの首都高が見えます。
そのボートハウスからのパノラマは
こんな感じでした。
この千鳥ヶ淵公園の内堀通りを挟んだ西側に英国大使館があります。
20年以上も前 香港に高飛びしようとしている人のビザの発行を催促するために ここに三日にあけず通ったことを思い出します。
総会の会場はこの英国大使館の隣です。
やはりきっちり30分かかってしまいましたが なんとか開会には間に合いました。
これまでは 四谷から歩いて行きました。
四谷からの通りのことを今は 新宿通り と言っているようですが そこは半蔵門を起点とする甲州街道なのです。
そもそも 半蔵門って何?
半蔵門は 江戸城にとって裏口のようなものなのですが ここに服部半蔵の屋敷があって いわば隠密の基地があったわけなのです。
徳川にとって甲州銀山に直結するだいじな場所だったのです。
まあ それはそれとして 江戸城は江戸湾(東京湾)に向かって建てられているのですから 一番内陸の半蔵門は高台になります。 つまり九段下からは上りの坂道になるわけです。
この辺りを歩くのは そう40年ぶりなのです。
お堀の写真
昨日の記事にも書いたようにこの日は ちょっとモチベーションが低く ブログのことなど頭になくて イザ記事を書こうと思っても適当な写真がなくて 困っています。
40年前 私は武蔵野にある 言ってみれば東京のど田舎の中学校に通っていましたが 運良く受かった学校が世田谷にあり 初めて定期券なるものをもってバスと電車を乗り継いで 高校に通っていたのでした。
その高校の1年のとき 地理の実習で 1日かけて皇居の周りを歩いてレポートを提出する というものがありました。
その当時 私は山手線の内側などはまったく知らないので 実習当日は靴も新しい運動靴(スニーカーなんてものは存在していません)を用意して 意気揚々と四ッ谷駅から出発して この日とは逆ルートになるのですが 皇居を一周したのでした。
大雑把な地図と見るべきポイントが書かれたプリントを手に持ち 4、5人のグループで一日をかけて皇居を一周したのでした。
今から考えると けっこう良くできたカリキュラムだったと思います。
それが私の始めての東京散策だったのです。
まあ そんなこんなで 40年ぶりに皇居の周りを歩いてみました。
まずは九段下から靖国神社まで歩き 靖国神社の手前で左に折れると
そこは
千鳥ヶ淵です。
ここが東京の桜の名所の一つです。
対岸の桜の巨木に一斉に花が咲くさまは 想像するだけで壮観です。
お堀に沿って少し進むと
首都高環状線がお堀の上に出てくる部分に行き当たります。
新宿から来る4号線を三宅坂ジャンクションで左に向かい 地下を少し走ってからここに出ます。
かなり苦労して作られた首都高ももう45年も経っているのです。
更に進むと
千鳥ヶ淵交番があり この先からお堀は 半蔵門掘 になります。
ここには
千代田区立千鳥ヶ淵公園がありボートに乗ることもできます。
対岸には三宅坂ジャンクションで右に向かったときの首都高が見えます。
そのボートハウスからのパノラマは
こんな感じでした。
この千鳥ヶ淵公園の内堀通りを挟んだ西側に英国大使館があります。
20年以上も前 香港に高飛びしようとしている人のビザの発行を催促するために ここに三日にあけず通ったことを思い出します。
総会の会場はこの英国大使館の隣です。
やはりきっちり30分かかってしまいましたが なんとか開会には間に合いました。
地理実習といえば、今でも伝統のようにやっているので
あの学校かなあ・・。尊敬します。。
by Far-East (2009-06-27 08:29)
お堀の上の首都高、素敵なワンシーンですね☆
by お茶屋 (2009-06-27 09:33)
そうですね、この辺で右に寄せとかないと、
新宿4号線方面に枝分かれするところで
厄介ですよね。
失礼いたしました。
by ミッチ (2009-06-27 09:52)
Far-East さん
地理の実習って珍しいのでしょうか?
by kurakichi (2009-06-27 13:25)
お茶屋 さん
ミッチ さん
首都高にたまに乗ると 慣れていないので怖いです。
特にジャンクションは左の方に行くには 右の車線を走らなければいけないとか注意していないと行きたくない方に行かされてしまいます。
by kurakichi (2009-06-27 13:37)
半蔵門の福岡会館って聞いたことある。ここだったのか。
桜のころに1泊してみたい。猫付きで。
by はなこ (2009-06-27 19:22)
はなこ さん
猫付は少し難しいかも。
by kurakichi (2009-06-27 20:28)