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生糸商標  [散歩の途中で]

東京農工大学の博物館の養蚕に関する展示物の中に昨日の記事で取り上げた浮世絵のほかに 生糸商標なるものがありました。

生糸商標とは 明治時代になって殖産興業の第一歩として養蚕業と製糸業が日本各地で取り組まれ、外貨獲得のために輸出された生糸に付けられた
 
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ラベルのことです。

生糸商標にはデザインが凝っていて美しいものが数多くあります。

展示されていたものの一部ですが以下に掲載します。
 

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コメント 19

PANDA

kurakichiさま
枠(?)の部分の装飾が美しいと思いました。
とても繊細な線づかいですね。
by PANDA (2010-11-21 00:07) 

kurakichi

PANDA さん

唐草模様と言っていいのかわかりませんが 繊細で美しいですね。

by kurakichi (2010-11-21 08:20) 

Bin

紙幣・・・みたいなエッチング?とゆうのでしょうか?
銅版画ってこれなんですか^^?
ノスタルジックなアーリーアメリカン?
大正ロマンの香りがします^^
by Bin (2010-11-21 09:14) 

あさこ

デザインも素敵ですが、
ラベルの地名を読むと興味深いですね。


by あさこ (2010-11-21 09:58) 

jinn

凝ったラベルだったんですね。
そして外国人受けしそうなデザインもイイですね。
by jinn (2010-11-21 11:12) 

palette

ウィリアム・モリスみたいですね〜!
美しいです。
by palette (2010-11-21 11:25) 

Cazz

アートですね♡
生糸の写真の鶴のも素敵です。
by Cazz (2010-11-21 12:34) 

カエル

凝ったデザインですね〜!
和なんですが、洋風にも見えるのが不思議です。
by カエル (2010-11-21 12:45) 

sig

こんにちは。
これは面白いですね。「座繰製糸」は手作業で、「器械製糸」はいわゆる機械なんでしょうね。埼玉を含めて広い武蔵野国で養蚕が盛んだったことが分かりますね。
by sig (2010-11-21 13:36) 

はなこ

波模様は新田義貞?末裔なのかな?
by はなこ (2010-11-21 16:27) 

はなこ

糸ばかりで織物はないの?
どこかに織物の博物館があったと思うんだけど・・。
by はなこ (2010-11-21 16:31) 

kurakichi

Bin 師匠

どうゆう手法で印刷されているのかはわからないのですが紙幣の印刷に近いですね。
おそらく細かい手作業で丁寧に描かれているのが素晴らしいと思いました。

by kurakichi (2010-11-21 19:51) 

kurakichi

あさこ さん

他にも別の多くの産地の名が記されているものがありました。
日本全土で必死に生糸を作り輸出していたようすをうかがい知ることができます。

by kurakichi (2010-11-21 19:54) 

kurakichi

jinn さん

基本的にこのラベルは輸出品に付けられていたものですから逆にこのラベルに描かれた絵が外国人が見る日本の印象を形作ったのかもしれませんね。

by kurakichi (2010-11-21 19:55) 

kurakichi

pallete さん

細い線で描かれたモリス似のものもありますね。
美しいです。

by kurakichi (2010-11-21 19:57) 

kurakichi

Cazz さん

朝日に鶴の群れの飛翔 まさに日本のイメージですね。

by kurakichi (2010-11-21 20:20) 

kurakichi

カエル さん

外国向けに表記が英語と漢字がまぜて使ってあるところからもそういった印象を受けます。

by kurakichi (2010-11-21 20:23) 

kurakichi

sig さん

sigさんも気がつかれた 座繰 
孔雀の絵柄の方は MADE BY MACHINE となっているのに対し 座繰の方は PREPARED BY MACHINE となっていて製法に差があります。
この差が生糸の売れ方にどう作用したか興味がわきます。

by kurakichi (2010-11-21 20:30) 

kurakichi

はなこ さん

はてさて 新田義貞の末裔かどうかはちょっとわかりかねます。
ここには昔の織物の展示はありませんでしたが 一番奥の大きな部屋では10人以上のおばさまがたが 組紐や機織で何か作品を作っていました。

by kurakichi (2010-11-21 20:33) 

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