両国橋を渡って [建造物]
回向院を出て 秋葉原までここから歩くことにしました。
駅間隔が短い二駅ですからたいした距離ではありません。
両国橋の手前に
山くじらのももんじやさんがありました。
さて山くじらとは？
ももんじやさんは
猪肉の料理屋さんで
３００年近くの歴史があります。
両国橋の東詰めには
大山巌元帥揮毫の 表忠碑 の石碑がありました。
それにしても千住大橋のたもとに在った林銑十郎の八紘一宇の石碑といい 隅田川には軍人さんの文字が目立ちます。
芥川龍之介も氏の書いた「両国」の中で
両国橋の袂にある表忠碑も昔に変らなかつた。表忠碑を書いたのは日露役の陸軍総司令官大山巖侯爵である。 （中略） 僕は大きい表忠碑を眺め、今更のやうに二十年前の日本を考へずにはゐられなかつた。同時に又ちよつと表忠碑にも時代錯誤に近いものを感じない訣には行かなかつた。
と書いています。
芥川龍之介は知人が日露戦争の南山の戦いで戦死していることを思い出して表忠という言葉が持っている胡散臭さを感じ取っていたのだと思います。
さて今の両国橋は１９３２年（昭和７年）に造られたもので
親柱の上の球体は 中に灯が点って光るようになっていると思われますが この橋より６年前に造られた常盤橋よりは近代的なデザインになっています。
両国橋を歩いて渡っていると
蕎麦屋の出前の自転車に追い越されました。
かなりのお歳のじいちゃんが 昔ながらのお盆を担ぐスタイルで力強くスイスイと自転車をこいで あっという間に行ってしまいました。
両国のじいちゃん恐るべしです。
両国橋を渡ると
東京スカイツリーが見えました。
駅間隔が短い二駅ですからたいした距離ではありません。
両国橋の手前に
山くじらのももんじやさんがありました。
さて山くじらとは？
ももんじやさんは
猪肉の料理屋さんで
３００年近くの歴史があります。
両国橋の東詰めには
大山巌元帥揮毫の 表忠碑 の石碑がありました。
それにしても千住大橋のたもとに在った林銑十郎の八紘一宇の石碑といい 隅田川には軍人さんの文字が目立ちます。
芥川龍之介も氏の書いた「両国」の中で
両国橋の袂にある表忠碑も昔に変らなかつた。表忠碑を書いたのは日露役の陸軍総司令官大山巖侯爵である。 （中略） 僕は大きい表忠碑を眺め、今更のやうに二十年前の日本を考へずにはゐられなかつた。同時に又ちよつと表忠碑にも時代錯誤に近いものを感じない訣には行かなかつた。
と書いています。
芥川龍之介は知人が日露戦争の南山の戦いで戦死していることを思い出して表忠という言葉が持っている胡散臭さを感じ取っていたのだと思います。
さて今の両国橋は１９３２年（昭和７年）に造られたもので
親柱の上の球体は 中に灯が点って光るようになっていると思われますが この橋より６年前に造られた常盤橋よりは近代的なデザインになっています。
両国橋を歩いて渡っていると
蕎麦屋の出前の自転車に追い越されました。
かなりのお歳のじいちゃんが 昔ながらのお盆を担ぐスタイルで力強くスイスイと自転車をこいで あっという間に行ってしまいました。
両国のじいちゃん恐るべしです。
両国橋を渡ると
東京スカイツリーが見えました。
もんじゃ大好き♪
と思ったらお肉屋さんでしたか…
イノシシのお肉は冷え性にいいんですね…
食べてみようかなぁ…
by PylorI (2011-02-03 08:27)
出前のお爺さん
江戸っ子って感じでかっこいいですね♪
by Cazz (2011-02-03 08:48)
このももんじやさんの前を通って、びっくり仰天。
歩道に飛び出しちゃったことがあります。
美味しいのかしら？
食べてみたいような、やっぱり怖いような。
by palette (2011-02-03 09:32)
「山くじら」、知ってました。でも、いわれは知りませんでした。
縦看板の左に貼ってある千社札のようなものも看板の一部なのでしょうか。
折角の案内看板、汚れが気になりますね。
最近、肩に高く担いだ蕎麦屋の出前の姿を見なくなったなあ、と思っていた矢先に、この写真を見せていただきました。こうした様子ももうなかなか見られませんね。
by sig (2011-02-03 10:50)
山くじらはよく食べます＾＾）
出前のじいちゃんかっこよすぎ。。。
by rtfk (2011-02-03 11:18)
猪の肉は、豚肉以上に“ビタミンB群”が豊富なんでしょうね!!
出前のおじいさん、後姿に「江戸っ子」の心意気を感じてしまいます。
by 風来鶏 (2011-02-03 12:18)
会社の近所です
車でよく通りますが有名なお店ですね
by YSS (2011-02-03 14:40)
実家の近くぅ～
ぶら下がってるいのししの鼻から血がたれてたりして、
子どもの頃は、ちょっと怖かった。。。
by cjlewis (2011-02-03 14:51)
猪と言えば、ぼたん鍋を思いつきます。
子供の頃、近所の方が猪を捕まえて
その肉をいただき、父が鍋にしたのですが
素人料理の悲しさ
肉の表面は柔らかいのに
なかなか噛み切れなかったことを思い出します。
by そらへい (2011-02-03 19:34)
PylorI さん
もんじゃ と もヽんじや 確かに似ていますね。
by kurakichi (2011-02-03 23:08)
Cazz さん
なかなか威勢のいい爺ちゃんでした。
やっぱ 江戸っ子なんでしょうね。
by kurakichi (2011-02-03 23:11)
palette さん
あのぶら下がっている巨大な猪を見たら誰でもびっくりしてしまいますね。
私も思わず うわっ て叫んでしまいました。
by kurakichi (2011-02-03 23:14)
sig さん
看板が汚れて読み辛いのは残念ですね。
左の千社札のようなものは 江戸時代の名所図絵か何かに書かれているもののようで 本所の料理屋さんの名前のようです。
ももんじやさんの屋号 豊田屋 が書かれています。
by kurakichi (2011-02-03 23:22)
ｒｔｆｋ さん
私は 鯨は食べたことはあるのですが やまくじらはまだです。
by kurakichi (2011-02-03 23:24)
風来鶏 さん
あの爺ちゃん 昔はいなせな兄ちゃんだったのでしょうね。
by kurakichi (2011-02-03 23:25)
YSS さん
あの金色に輝く猪の看板 とてもよく目立ちますね。
そして気になってしまいます。
by kurakichi (2011-02-03 23:29)
cjlewis さん
芥川と同じように下町育ちでしたか。
私は今でも怖いです。
by kurakichi (2011-02-03 23:32)
そらへい さん
猪を一回は食べてみなければと 少し思い始めました。
by kurakichi (2011-02-03 23:35)
出前のおじさんの姿、いいですね～
おいらも頑張らなくっちゃ、という気になります。
by a-silk (2011-02-07 19:01)
a-silk さん
そうですね。
決まった仕事を淡々とこなしていく姿が素敵でした。
by kurakichi (2011-02-07 19:24)
沒有醫生的處方
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