澤蔵司稲荷 [神社仏閣教会]
傳通院での落語会が終わったのは午後5時過ぎでしたがまだだいぶ明るかったので 同じ道を戻るのもつまらないので淑徳学園の前を通って白山通り方面に向かいました。
すると坂を少し下ったところに
澤蔵司稲荷(たくぞうすいなり)がありました。
このお稲荷さんがとてつもなく面白いお稲荷さんでした。
澤蔵司稲荷は写真の石塔に 無量山傳通院鎮守 書かれているように 先ほどまで落語を聞いていたお寺の傳通院と深い関係があったのです。
澤蔵司稲荷の縁起については文京区教育委員会が作った
この説明板に書かれていました。
文字が小さいので要約しますと
昔千代田城内の稲荷大明神が澤蔵司と名前を変えて傳通院で浄土宗を三年間で学び 学び終わった後傳通院の極山和尚(ごくざんおしょう)に学んだ礼として永く傳通院を守護することを誓って去っていたのだそうです。
そこで傳通院の廓山上人(かくざんしょうにん)は境内に澤蔵司稲荷を祭り、慈眼院を別当寺としたとのことです。
その
澤蔵司稲荷に近づいて見ると
二本の柱に梵字が刻まれていて また大概の神社で鈴がつけられているところにはお寺さんのような銅鑼がつけられていました。
ここにはまだ神仏習合が残っているようです。
さてこの拝殿のすぐ右側は
薄暗い谷になっていて その谷に
下りてゆくと 谷底には
小さなお社が雑然と置かれていて その先には
溶岩石に守られるように
大きな岩がありました。
ここが説明板にあった 昔狐が住んでいたと言われる霊窟(おあな)なのでした。
暮れゆく時間の霊窟はそれはそれは異空間の雰囲気が漂っていました。
すると坂を少し下ったところに
澤蔵司稲荷(たくぞうすいなり)がありました。
このお稲荷さんがとてつもなく面白いお稲荷さんでした。
澤蔵司稲荷は写真の石塔に 無量山傳通院鎮守 書かれているように 先ほどまで落語を聞いていたお寺の傳通院と深い関係があったのです。
澤蔵司稲荷の縁起については文京区教育委員会が作った
この説明板に書かれていました。
文字が小さいので要約しますと
昔千代田城内の稲荷大明神が澤蔵司と名前を変えて傳通院で浄土宗を三年間で学び 学び終わった後傳通院の極山和尚(ごくざんおしょう)に学んだ礼として永く傳通院を守護することを誓って去っていたのだそうです。
そこで傳通院の廓山上人(かくざんしょうにん)は境内に澤蔵司稲荷を祭り、慈眼院を別当寺としたとのことです。
その
澤蔵司稲荷に近づいて見ると
二本の柱に梵字が刻まれていて また大概の神社で鈴がつけられているところにはお寺さんのような銅鑼がつけられていました。
ここにはまだ神仏習合が残っているようです。
さてこの拝殿のすぐ右側は
薄暗い谷になっていて その谷に
下りてゆくと 谷底には
小さなお社が雑然と置かれていて その先には
溶岩石に守られるように
大きな岩がありました。
ここが説明板にあった 昔狐が住んでいたと言われる霊窟(おあな)なのでした。
暮れゆく時間の霊窟はそれはそれは異空間の雰囲気が漂っていました。
20年程前の工場創業当時、工場敷地内で狐の姿を見掛けたことがありますが、その後何処に行っていまったのかは不明です。
ご存知かも知れませんが、稲荷大明神は「稲作」の神様として奉られていて、その使者の狐は、稲(米)を食い荒らすネズミを捕まえてくれる天敵として崇められているようです^^
by 風来鶏 (2011-05-08 00:30)
蕎麦の代金を木の葉でというのがお稲荷様らしいですね^^)
by rtfk (2011-05-08 10:56)
nice ありがとうございます。
懐石料理には、お酒はつかないとありましたが、付くんですか?
それにしてもお詳しいですね。
by kawasemi (2011-05-08 11:09)
都心に、こんな所があるなんて驚きました
by aoken (2011-05-08 11:40)
風来鶏 さん
お稲荷さんを祀る神社は地方地方によってその成り立ちが微妙に異なっているところがあるようですが 日本社会の基本となっていた稲作に大きく関係していることは確かなことですね。
by kurakichi (2011-05-08 14:48)
rtfk さん
もちろん後から付け加えられた逸話のようですが 正体はお狐さまであったんだぞ ということをうまく表現しているお話ですね。
by kurakichi (2011-05-08 14:51)
kawasemi さん
茶懐石にはお酒はつき物で 酩酊してはいけませんが お酒が入ることで一期一会の場が和みます。
by kurakichi (2011-05-08 14:53)
aoken さん
よくこのような場所に と大驚きの異空間でした。
by kurakichi (2011-05-08 14:54)
別世界のような不思議な空間ですね。
by b.b.mk2 (2011-05-08 16:57)
東京を歩くと思いがけない発見があるので、目的を決めずに都心を歩くことが楽しみの一つです。
by 素人写真 (2011-05-08 17:10)
稲荷の鳥居も日本独特のイメージなんでしょうか、それとも中国あたりから伝わってものなんでしょうか?そんな事を考えて居るこの頃です。
by kjisland (2011-05-08 20:27)
言われなければ、小石川とは分からないですね。
ずっとこういう感じの場所だったのでしょうね、きっと。
不思議な雰囲気ですねえ。
by ナツパパ (2011-05-08 20:38)
こんばんは。実は私も今日ここを通ってきました。
明るい表からは異次元の空間ですよね。
何に出会えるか楽しみながらの散歩は良いですね。
by ぱぱくま (2011-05-09 00:13)
薄暗い谷底のお社
まさしく異空間という表現がぴったりですね。
by そらへい (2011-05-09 19:41)
b.b.mk2 さん
突如現れた別世界でした。
by kurakichi (2011-05-09 21:15)
素人写真 さん
まったく同感です。
いろいろ歩いていると面白い場所のたどり着くコツのようなものが分かってきますね。
by kurakichi (2011-05-09 21:17)
kjisland さん
あのお稲荷さんの赤い鳥居のルーツはどこにあるのでしょうかね?
神道の主流は白木ですから 中国の影響があるのかもしれませんね。
by kurakichi (2011-05-09 21:20)
ナツパパ さん
言ってみれば ここは今流行りのパワースポットかもしれませんね。
by kurakichi (2011-05-09 21:22)
ぱぱくま さん
そうですか。
不思議な場所ですよね。
by kurakichi (2011-05-09 21:23)
そらへい さん
この場所はタイムトンネルのような仕掛けがあって この穴から上って外に出たら違う時代だった なんてことがありそうな雰囲気を持っていました。
by kurakichi (2011-05-09 21:25)