日立中央研究所庭園Ⅱ [はけの道]
下の図は先日見に行った 殿ヶ谷戸庭園のあゆみ展 で展示されていたもので 国分寺にあった6つの別荘が示されています。
2が今の殿ヶ谷戸庭園の江口別荘で 網点の線がハケつまり国分寺崖線を示していてその線が北に切れ込んで谷になっているところにある4が今の日立中央研究所の今村別荘です。
今村別荘は今村銀行(後の第一銀行、みずほ銀行の元銀行の一つ)の頭取であった今村繁三氏の別荘であったものを日立製作所が昭和17年(1942年)に買い取り、日立中央研究所を建てています。
このときの社長は日立製作所の創立者の小平浪平氏で 氏の「よい立ち木は切らずに よけて建てよ」の指示が今でも生きていて 庭園の自然環境がよく維持されています。
ちなみに下の写真も 殿ヶ谷戸庭園のあゆみ展 で展示されていた
今村別荘の写真です。
この庭園の見どころの一つは
大池にあります。
この池は敷地内にいくつかある湧水を利用して昭和33年(1958年)に整備されたそうです。
敷地の北にある湧水は正門を入ってすぐ渡る返仁橋(へんじんばし)の下を流れて
この池に注いでいます。
この池には
鯉も泳いでいて
鴨も、そして
白鳥も優雅に泳いでいます。
2が今の殿ヶ谷戸庭園の江口別荘で 網点の線がハケつまり国分寺崖線を示していてその線が北に切れ込んで谷になっているところにある4が今の日立中央研究所の今村別荘です。
今村別荘は今村銀行(後の第一銀行、みずほ銀行の元銀行の一つ)の頭取であった今村繁三氏の別荘であったものを日立製作所が昭和17年(1942年)に買い取り、日立中央研究所を建てています。
このときの社長は日立製作所の創立者の小平浪平氏で 氏の「よい立ち木は切らずに よけて建てよ」の指示が今でも生きていて 庭園の自然環境がよく維持されています。
ちなみに下の写真も 殿ヶ谷戸庭園のあゆみ展 で展示されていた
今村別荘の写真です。
この庭園の見どころの一つは
大池にあります。
この池は敷地内にいくつかある湧水を利用して昭和33年(1958年)に整備されたそうです。
敷地の北にある湧水は正門を入ってすぐ渡る返仁橋(へんじんばし)の下を流れて
この池に注いでいます。
この池には
鯉も泳いでいて
鴨も、そして
白鳥も優雅に泳いでいます。
2011-11-22 00:00
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コメント(8)
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水の澄んでいること奇麗なことが
写真からよくわかります♪
水、冷たそうだけど∧∧
by Cazz (2011-11-22 09:10)
はじめて日立の庭園開放に行った時、国分寺に白鳥が居ることの意外性にビックリ。
「さすが日立、本物そっくりによく出来ているねえ」などと冗談を言い合いましたが、考えてみるともう四半世紀も前のこと。
白鳥の寿命って???
by お水番 (2011-11-22 10:14)
11/20日、日立中央研究所庭園開放日は私も見に行きました。ここに、日立トランジスター研究所があった頃、仕事では多分にお世話になった記憶が懐かしい。そのころは世田谷に住んでいて、その後、小金井公園に隣接する小平に越してきました。当時の小金井公園には、ネジバナが群生し、よくカッコウの泣き声が聞こえました。自然環境は確実に悪化していますね。
by mwainfo (2011-11-22 10:22)
多摩地域特有の清い湧水が、いつまでも枯れないことを願っています。
by sig (2011-11-22 19:28)
Cazz さん
ここ水は湧水 つまり地下水なので湧き出たときの水温はおそらく16℃ぐらいで一年を通じてほぼ一定です。
夏には冷たく感じ 冬には暖かく感じます。
by kurakichi (2011-11-22 22:29)
お水番 さん
日立の技術はずいぶん進んでいるようで どうもこの白鳥はソーラーバッテリーで動いているらしいです。
by kurakichi (2011-11-22 22:31)
mwainfo さん
私はこの地に住んでもう60年近くになりますが 自然の劣化というかその変化は相当なものです。
野川を軸として何とか自然保護を進めている現状ですが ある程度の成果が上がっていると私は思っています。
by kurakichi (2011-11-22 22:35)
sig さん
私が小さかった頃 この辺りの住宅化が急激に進み水道としてくみ上げていた地下水の量が増えて 地盤の沈下と湧水の現象が問題になりました。
その後地下水のくみ上げ量を減らしましたが そのことで水道水がまずくなり 冬は冷たく 夏はぬるい水道になってしまいました。
by kurakichi (2011-11-22 22:40)