ばら・すⅡ [映画・舞台・DVD]
DVDに収められているもう一つの ばら・す は
クボタの乗用田植機 ウェルスター ロイヤルVIP NSD8 です。
田植機が多く使われるようになって
田植労働時間が大幅に短縮されています。
このことで いかに田植機が稲作に貢献してきたかが分かります。
NSD8 は
このような形で 田植のスピードは驚異の毎秒1.83mです。
もともと田植機についてあまり知っていなかった私にはこのDVDの内容は驚きの連続でした。
その中で特に感心した点について書きます。
まず旋回性能の良さです。
これは4輪駆動の前輪の切れ角が左右で異なり それぞれの車輪の方向は回転する内側の後輪を中心とした円弧の接線になっていてます。
またこの時その内側の後輪だけクラッチがはずれ動力が伝わらないようになっています。
この仕組みによって最小半径で回転できるのです。
次に感心した点は
箱施用剤散布機が取り付けられている点です。
これはこれまで田植前に撒かれる肥料を田植の時に同時に行うものでその分農作業の時間が短縮されます。
肥料は湿気を嫌うので エンジンから来る温風を使って乾いた状態で施肥ができるよう工夫されています。
なんと言っても一番技術が詰まっているのは
植付部です。
3つのセンサーと強力なモーターとバネの力によってこの植付部は 走行部が傾いても常に水平にかつ水面から同じ高さに保たれるようになっています。
そして植付爪は
トレーから苗を摘み取って 苗が垂直になるようにバネの力で打ち込みます。
2つの植付爪は
二つの円運動で
爪先がこのような軌跡をえがきます。
この軌跡は
回転速度を変化させることができる遊星歯車機構で描くことができます。
そして
手で植えるのとまったく変わらない作業を実現することができるのです。
最後にこれは付録ですが
この田植機の電気系統は水から護るためにチューブに入れられていますがそこには
なにやら模様がついたテープが巻かれています。
これは鼠の模様で このテープには辛子が混ぜてあり鼠がかじるのを防いでいるのだそうです。
ということで
約7時間で
ばらされてしまいました。
クボタの乗用田植機 ウェルスター ロイヤルVIP NSD8 です。
田植機が多く使われるようになって
田植労働時間が大幅に短縮されています。
このことで いかに田植機が稲作に貢献してきたかが分かります。
NSD8 は
このような形で 田植のスピードは驚異の毎秒1.83mです。
もともと田植機についてあまり知っていなかった私にはこのDVDの内容は驚きの連続でした。
その中で特に感心した点について書きます。
まず旋回性能の良さです。
これは4輪駆動の前輪の切れ角が左右で異なり それぞれの車輪の方向は回転する内側の後輪を中心とした円弧の接線になっていてます。
またこの時その内側の後輪だけクラッチがはずれ動力が伝わらないようになっています。
この仕組みによって最小半径で回転できるのです。
次に感心した点は
箱施用剤散布機が取り付けられている点です。
これはこれまで田植前に撒かれる肥料を田植の時に同時に行うものでその分農作業の時間が短縮されます。
肥料は湿気を嫌うので エンジンから来る温風を使って乾いた状態で施肥ができるよう工夫されています。
なんと言っても一番技術が詰まっているのは
植付部です。
3つのセンサーと強力なモーターとバネの力によってこの植付部は 走行部が傾いても常に水平にかつ水面から同じ高さに保たれるようになっています。
そして植付爪は
トレーから苗を摘み取って 苗が垂直になるようにバネの力で打ち込みます。
2つの植付爪は
二つの円運動で
爪先がこのような軌跡をえがきます。
この軌跡は
回転速度を変化させることができる遊星歯車機構で描くことができます。
そして
手で植えるのとまったく変わらない作業を実現することができるのです。
最後にこれは付録ですが
この田植機の電気系統は水から護るためにチューブに入れられていますがそこには
なにやら模様がついたテープが巻かれています。
これは鼠の模様で このテープには辛子が混ぜてあり鼠がかじるのを防いでいるのだそうです。
ということで
約7時間で
ばらされてしまいました。
実家が、農家でしたので、子供の頃は、手植えから始まり、田植え機の出現、その後、乗用の田植え機へと、凄い進歩を実感してました、その他の農業用機械も、素晴らしい技術の結晶だと思います、侮れませんよね!
by ヨタ8 (2011-12-20 05:00)
米どころ新潟です
優秀、だけど高額。
年に3~10日しか使用しない機械を農家一軒一軒が所有する・・・
精密だけにメンテや修理は素人では歯が立たず。
毎年、新製品も出てJAの「買え買え」攻勢
世に言う「機械貧乏」
そこにも、今の日本の農業の問題があるように思われます。
・・・と、農家のいとこが申しておりました。
by taku1_lily (2011-12-20 05:33)
素晴らしい!
そう思いましたが、多分高いのだろうと・・・
takul_lilyさんが書いておられるような危惧も
抱きました。
難しいところですね。
by yoko-minato (2011-12-20 05:37)
ヨタ8 さん
細かなところまで気を配って作られていることに技術力が磨かれてきたのだと思います。
by kurakichi (2011-12-20 09:54)
taku1_lily さん
まさに日本の農業にはいっぱい問題点がありますね。
高額な田植機にしたって田植にしか使えず、秋にはまた高額なコンバインが必要になる。
労力のことを考えれば借金してでもそろえなければならないし、その借金でJAからは足抜けができないようになってしまう、、、
by kurakichi (2011-12-20 10:00)
yoko-minato さん
私もこのDVDを見ていて この機械一体いくらするのだろう? と思って見ていました。
価格を調べたらきっとめげてしまうような気がしたので今でも調べずにいます。
by kurakichi (2011-12-20 10:03)
田植え機も、軽自動車クラスからクラウンが買えそうなものまで色々とあります。
日本がTTPに参加するのなら、その辺りから考え直す必要があるのではないかと思いますよ!!
JAの社訓(?)は、「百姓は活かさず、殺さず」ではないかと考えます^^;)
by 風来鶏 (2011-12-20 19:04)
風来鶏 さん
JAの社訓 納得です。
by kurakichi (2011-12-21 01:39)
こんばんは。
実家が農家なので田植え機は良く知っていますが、ほんとに良く出来ていますね。田植えロボットといっていいのではないでしょうか。
by sig (2011-12-23 01:09)
sig さん
ドンドン進化していますね。
by kurakichi (2011-12-23 20:33)