ブラザー軒のこと [いこい]
雨宿りで飛び込んだジャズが流れるトムネコゴのテーブルの上には
銅板でできた複葉機の置物がありました。
その置物をなんとなく眺めていたら35年前から4年間住んだ仙台のことを思い出しました。
この日 トムネコゴには西荻窪にあるユハのマスターもお客さんとして来ていました。
そのユハも
ジャズが流れる
とても居心地が良い喫茶店です。
ユハのトイレには そらへいさんがコレクションしておられるような
ジャズ喫茶店のマッチでできたオブジェが飾られています。
写真の最上段の中央にあるマッチは 下北沢にあった マサコ のマッチです。
トムネコゴの居心地のよさはマサコの居心地のよさに似ています。
ユハさんはこの日はご自身のお店が定休日だったので吉祥寺のレコード店に行った帰りにトムネコゴに寄ったのだそうです。
さて なぜ私がずいぶん昔の仙台のことを思い出したのかというと テーブルに置かれた複葉機と似たものを35年前に仙台にあったkenという名のお店で見たような気がしたからです。
kenは一番町のブラザー軒のすぐ脇にあったインテリア雑貨を扱うお店で、店長が作るテラリウムがたくさん置かれている素敵なお店でした。
そして私が勤めるインテリアファブリックス会社の得意先でもありました。
kenには綿素材のプリント生地のサンプル帳を置いてもらい オーダーがあると指定の生地でタペストリーを作って収めていました。
そのkenは今、kikoさんのブログによればバーになっているそうです。
kenのすぐ近くには メーベルユノメという家具屋さんがあってそこからはオーダーカーテンの注文をもらい、納品やら取り付けやらと 入社したての私が仕事を覚えながら働いていたことを思い出します。
夜はkenの並びで4号線に少し寄ったところだったと記憶していますが オシャレなレストラン&バー CIRCUS に時々行くのが楽しみでした。
一番町のこの界隈は 私が仕事を覚え、お酒の飲み方を学んだ場所なのです。
さて肝心なブラザー軒ですが ブラザー軒のHPの歴史ページにあるように明治35年(1902年)に創業した仙台の洋食店で、二つの入口の右が洋食で左が中華になっています。
私は時々左にある中華のほうで夕食を食べたことが記憶に残っていて ブラケンといえば中華のイメージしかありません。
中華のイメージといってもとてもオシャレで変わっていました。
濃紺の地に白抜きで ブラザー軒 と書かれていた小ぶりな暖簾がかけられている上部がアーチになった入口を入ると店内は中華店の装いではまったくなく洋食店のようで 確かテーブル調味料入れもステルトンであったかは確かでないのですが かなり上質のステンレス製のものでした。
写真がないのでダラダラと長い文章になってしまいました。
この日 トムネコゴにいたユハのマスターに 高田渡氏の歌にブラザー軒というものがあることを教えてもらいました。
帰ってYou-Tubeを探すと、ありました。
少し悲しい静かな歌でした。
銅板でできた複葉機の置物がありました。
その置物をなんとなく眺めていたら35年前から4年間住んだ仙台のことを思い出しました。
この日 トムネコゴには西荻窪にあるユハのマスターもお客さんとして来ていました。
そのユハも
ジャズが流れる
とても居心地が良い喫茶店です。
ユハのトイレには そらへいさんがコレクションしておられるような
ジャズ喫茶店のマッチでできたオブジェが飾られています。
写真の最上段の中央にあるマッチは 下北沢にあった マサコ のマッチです。
トムネコゴの居心地のよさはマサコの居心地のよさに似ています。
ユハさんはこの日はご自身のお店が定休日だったので吉祥寺のレコード店に行った帰りにトムネコゴに寄ったのだそうです。
さて なぜ私がずいぶん昔の仙台のことを思い出したのかというと テーブルに置かれた複葉機と似たものを35年前に仙台にあったkenという名のお店で見たような気がしたからです。
kenは一番町のブラザー軒のすぐ脇にあったインテリア雑貨を扱うお店で、店長が作るテラリウムがたくさん置かれている素敵なお店でした。
そして私が勤めるインテリアファブリックス会社の得意先でもありました。
kenには綿素材のプリント生地のサンプル帳を置いてもらい オーダーがあると指定の生地でタペストリーを作って収めていました。
そのkenは今、kikoさんのブログによればバーになっているそうです。
kenのすぐ近くには メーベルユノメという家具屋さんがあってそこからはオーダーカーテンの注文をもらい、納品やら取り付けやらと 入社したての私が仕事を覚えながら働いていたことを思い出します。
夜はkenの並びで4号線に少し寄ったところだったと記憶していますが オシャレなレストラン&バー CIRCUS に時々行くのが楽しみでした。
一番町のこの界隈は 私が仕事を覚え、お酒の飲み方を学んだ場所なのです。
さて肝心なブラザー軒ですが ブラザー軒のHPの歴史ページにあるように明治35年(1902年)に創業した仙台の洋食店で、二つの入口の右が洋食で左が中華になっています。
私は時々左にある中華のほうで夕食を食べたことが記憶に残っていて ブラケンといえば中華のイメージしかありません。
中華のイメージといってもとてもオシャレで変わっていました。
濃紺の地に白抜きで ブラザー軒 と書かれていた小ぶりな暖簾がかけられている上部がアーチになった入口を入ると店内は中華店の装いではまったくなく洋食店のようで 確かテーブル調味料入れもステルトンであったかは確かでないのですが かなり上質のステンレス製のものでした。
写真がないのでダラダラと長い文章になってしまいました。
この日 トムネコゴにいたユハのマスターに 高田渡氏の歌にブラザー軒というものがあることを教えてもらいました。
帰ってYou-Tubeを探すと、ありました。
少し悲しい静かな歌でした。
お早うご゛さいます。
ぎゃらりぃのトイレもちょっと工夫しなくちゃと思っているのです…
by 夏炉冬扇 (2012-06-13 06:09)
マッチのコレクションと高田渡で
一気に昭和の香りが押し寄せました。・・・
by cassis (2012-06-13 12:07)
高田 渡さん。。
この方も「いせや」の常連さんだったと聞いたような気がします
間違っていたらすみません。。
by Far-East (2012-06-13 15:59)
夏炉冬扇 さん
工夫の結果記事にアップしてください。
by kurakichi (2012-06-14 00:34)
cassis さん
確かに昭和を思い出す組み合わせですね。
by kurakichi (2012-06-14 00:35)
Far-East さん
昼間っからいせやで呑んでいたようですよ。
by kurakichi (2012-06-14 00:38)
ブラザー軒、懐かしいです。
向かいのビルの2階にあった(今もある?)プロコプというカフェによく通っていました。
by 素人写真 (2012-06-14 23:03)
素人写真 さん
文中にリンクを貼ったkikoさんの記事
http://ameblo.jp/syusei-ink/entry-11219865404.html
では プロコプは健在のようですよ。
by kurakichi (2012-06-15 01:02)
マッチのオブジェっていいですね。私もマッチ収集が癖なので、いろいろマッチあります。作ってみよううかな~。いいヒントになりました。
by LittleCub (2012-06-15 02:38)
LittlleCub さん
私もマッチには興味があって結構持っているのですが しまったままです。
この様に飾った方がマッチのためにも良いような気がします。
by kurakichi (2012-06-16 02:14)
私のコレクションとだぶるマッチがいくつかありますね。
数は少ないのにクラシック喫茶のもあります。
ただ、マサコのマッチを持ち合わせていないのが残念です。
こんなデザインだったんですね。
by そらへい (2012-06-16 12:10)
そらへい さん
ユハさんのコレクションもクラシック喫茶店のものも含まれていました。
どちらももう数が少なくなりました。
マッチそのものも風前の灯火です。
by kurakichi (2012-06-17 17:40)