アートアクアリウム展2012を観にいったⅢ

アートアクアリウム展2012の大金魚鉢がある場所には鉢形の水槽がいくつかあったのですが
そこには
　
　　

金魚というより熱帯魚のような魚が泳いでいました。
この魚は個体個体で違ったパステルカラー調の色をしていてとても不思議でした。
またこの場所には
　


ベネチアで作られた金魚鉢も置かれていてそこにも金魚たちが泳いでいましたが　イメージが重なりすぎていてかえって印象が薄いものになっていました。

この先の展示は
スクリーン仕立てにした水槽に　大きさから行っておそらく錦鯉でしょうか　それを泳がして
　


日本の四季をイメージした映像を写していました。
映像にある池から鯉が突然空に飛び出したように見えたりしてとても面白かったのですが　春や秋の景色の映像で色の濃いものはうるさく思え
影だけを映し出していた　出口近くにあった
　


六曲一隻の形に作られた水槽の展示のほうが綺麗に見えました。

さて出口近くには
　


片岡鶴太郎氏が描いた絵もありました。
鶴太郎氏について詳しくは知らないのですが作風が変わったようです。
ここに使われているもモチーフは椿と金魚、　階段状の展示で使われていた絵柄も
　


椿でした。
椿は冬の花、金魚は夏を代表するもので　この組み合わせにはどことなく違和感を感じました。
写真はありませんが金魚を題材にした錦絵も何点か展示がありましたが　どれも夏をイメージするものでした。
日本人にはものを鑑賞するする時　知らず知らず季節感という尺度が働いているようです。

その錦絵の展示の脇には
　


昭和２年（１９２７年）に向かいの三越の屋上で行われた第二回らんちゅう会品評会の番付、
　


これは昭和６年（１９３１年）に日比谷公園で行われた品評会の番付。
これは上部に　第十一回金ちゅう（魚壽）競和出世鑑　と書かれ、主催が錦雛会となっているので　おそらくらんちゅうを主体にした金魚の品評会だと思われます。

なかなか珍しい展示品もありました。

タグ：日本橋 金魚

コメント 10

　熱帯魚のパロットファイヤーシクリッドに似てますね。
魚が群れて泳いでいるのを見るのって楽しいですね。
by beny (2012-09-10 10:09) 

時間を見つけて、是非とも行きたいと思いました。
写真撮影、全く問題なしなんですね。
by god (2012-09-10 10:51) 

beny　さん

ご指摘いただいたとおりぱろっとファイヤーシクリッドのようですね。
おとぼけ顔が可愛いお魚ですね。
教えていただきありがとうございました。

by kurakichi (2012-09-10 13:17) 

god　さん

ストロボ、三脚使用はだめですが　撮影はOKです。

by kurakichi (2012-09-10 13:19) 

私も金魚を飼っていますが、年を重ねるにつれて気持ちもわかるし、ひきつけられる魅力をを感じます
極彩色の金魚は着色されたみたいで不思議ですね
by よいこ (2012-09-10 14:59) 

スクリーン仕立てというのはおもしろい発想ですね...(^^)b
by エコピーマン (2012-09-10 22:32) 

よいこ　さん

金魚は多くの人を魅了してどんどん美しく変化してきているのですね。
まあ美しいというより変わったものもありますが、かえってそれが可愛いという評価を受けていたりしますね。

by kurakichi (2012-09-10 22:57) 

エコピーマン　さん

平面の大スクリーンより屏風仕立てのほうが良かったです。

by kurakichi (2012-09-10 22:58) 

椿の花が水面に落ちて、金魚のように見えたという絵なんでしょうね＾＾；）
by 風来鶏 (2012-09-10 23:38) 

風来鶏　さん

さあ　それはどうなんでしょう???

by kurakichi (2012-09-11 00:11)