１１月２０日は酉の市

大國魂神社でおこなわれる祭礼を年間を通じて見てみようと思っていて　
　


今回は酉の市に行ってみました。

年末になると　三の酉まである年は昔から火事が多いと言われています　といった言葉をニュースなどで耳にします。
幸いにして今年は二の酉までで　その二の酉が１１月２０日でした。
そもそも私は　酉の市は客商売のお店の縁起担ぎの祭礼であると認識していたため　お酉さまには縁遠く今まで一度も行ったことがありませんでした。
なぜ１１月の酉の日それも年によって２回だったり３回だったり、その起源も調べてみれば大坂の大鳥神社なのか足立区の大鷲神社なのか　はたまた千束の長国寺の鷲妙見大菩薩の開帳日なのかと定かではなく、またなぜ酉が商売繁盛と結びつくのかといったこと　他にも色々不思議に思うことがたくさんあります。
そして私には　この酉の市という行事はバレンタインデーを仕掛けたのは実はチョコレート業界なのだということに似たある意味ちょっと胡散臭さが感じられます。

それはそれとして大國魂神社にはいつものように
　


焼きそばやお好み焼きといった出店や
　


植木や鉢物の露天商が出ていました。
それに加えて
　


御宮（神棚)のお店
そしてもちろん
　


縁起物の熊手を売るお店が参道の一番奥に何軒か出ていました。

私には手が出ないお高いこういった熊手を買うにあたってはちょっとした作法があるようです。
TVのニュースで手締めをする映像がよく使われていて　実際その手締めが
　


行われています。
作法というのは　買った人は買った熊手を上に高く捧げて持ち手締めを受けるということ。
手締めの本数は熊手の値段によって違うこと、もちろん高いもののほうが数が多くなります。
私が見ていた中で一番本数が多かったのは五本締めでした。
そして境内を出るまでは
　


買った熊手を誇らしげに頭上に掲げて参道を歩く
そういったものが熊手を買う作法のようでした。

タグ：府中市 大國魂神社 酉の市 熊手 商売繁盛

コメント 10

大国魂神社の酉の市は豪勢ですね。
値が決まった・・・拍手が聞えてきます。
by ryuyokaonhachioj (2012-11-28 06:10) 

ryuyokaonhachioj　さん

シャンシャンシャンという手拍子　気分が高揚しますね。

by kurakichi (2012-11-28 08:55) 

熊手の値段で手締めの本数が違うって初めて知りました。
それだと、一本締めは恥ずかしくないですかね？
by johncomeback (2012-11-28 09:05) 

johncomeback　さん

売り手の気分もあって　この金額だから1本とか3本だといった取り決めがあるわけではないようでしたが　確かに豪華なものは3本で終わるのかと思っていたらその先2本も手締めが続きました。
まあそのあたりの気持ちのブレが翌年の熊手のランクアップにつながるのかもしれませんね。

by kurakichi (2012-11-28 09:41) 

私の地元はダルマなんですけど
おじさんが2千円っていうところを2千万両！とか言っていたような記憶があります。。

by Far-East (2012-11-28 10:18) 

酉という漢字に“さんずい”をつけると酒という字になりますよね＾＾
私が思うに、「酉の市」の酉は干支の“鶏”ではなくて、お酒を入れる瓶（徳利）を現すものではないでしょうか?!
そう考えれば、年末のこの時期に“酉の市”が開催される理由も理解出来ますね!!
by 風来鶏 (2012-11-28 10:37) 

Far-East　さん

縁起物は派手な演出がつき物ですね。

by kurakichi (2012-11-29 10:25) 

風来鶏　さん

三の酉がある年は三回もお酒が飲めますね。

by kurakichi (2012-11-29 12:24) 

酉の市が来ると年の瀬の近いことを感じますね。
by sig (2012-12-08 15:54) 

sig　さん

酉の市から何かあおられるように時間が進んでゆきます。

by kurakichi (2012-12-09 10:31)