北口の観音寺 [神社仏閣教会]
さて北野神社から少し西に進むと
おそらく昔水路であったところが埋め立てられ今は
駐輪場になっている所がありました。
この駐輪場は北にまっすぐ伸びていて常磐線の高架手前で
かつての水路が人工的に作られたかを物語るように綺麗なカーブを描いています。
さてここからさらに西に行き
綾瀬駅のバスターミナルがある高架下を北側に出ます。
駅前を西に進むと
真言宗の観音寺がありました。
このお寺は来るとき高架の上から見ていて帰りに寄ってみようと思っていたお寺です。
境内はとても静かで
古い石像が多く置かれています。
これは青面金剛像が刻まれた庚申塔で 脇には寛政十年(1799年)と刻まれていました。
足元には
踏みつけられた邪鬼 その下に三猿が刻まれています。
境内には他にも昔の墓石と思われる
仏さまが刻まれた石塔石仏が置かれています。
そして特にこの
妙知信女 寛永六年三月十五日 と刻まれた半跏思惟像には心和むものがあってしばらく見入ってしまいました。
おそらく昔水路であったところが埋め立てられ今は
駐輪場になっている所がありました。
この駐輪場は北にまっすぐ伸びていて常磐線の高架手前で
かつての水路が人工的に作られたかを物語るように綺麗なカーブを描いています。
さてここからさらに西に行き
綾瀬駅のバスターミナルがある高架下を北側に出ます。
駅前を西に進むと
真言宗の観音寺がありました。
このお寺は来るとき高架の上から見ていて帰りに寄ってみようと思っていたお寺です。
境内はとても静かで
古い石像が多く置かれています。
これは青面金剛像が刻まれた庚申塔で 脇には寛政十年(1799年)と刻まれていました。
足元には
踏みつけられた邪鬼 その下に三猿が刻まれています。
境内には他にも昔の墓石と思われる
仏さまが刻まれた石塔石仏が置かれています。
そして特にこの
妙知信女 寛永六年三月十五日 と刻まれた半跏思惟像には心和むものがあってしばらく見入ってしまいました。
一般的に、邪気を踏みつけているのは四天王や執金剛神ですが、「三猿」がいるということは“三尸の虫”を踏みつけているのだと思います!?
人間の体の中にいる“三尸の虫”は、庚(かのえ)申(さる)の日の夜に、寝ている人の体から脱け出して、天帝にその人の行った悪行を告げ口に行くとされています。天帝は寿命を司る神様ですから、悪いことをした人に罰として“寿命を縮める”と言われていますので、この日の夜は三尸の虫が体から脱け出ることができないよう皆で集まって“徹夜をする”という「庚申待ち」が行われていました。
注)ウチの隣組でも、数年前まで行われていました!!
しかし、「青面金剛」はこの“三尸の虫を食べてしまう”とのことなので、何時の頃からか「庚申待ち」には青面金剛を拝むようになり、庚申=青面金剛となったそうです。
従って、この石像は聖観音像ではなく、「青面金剛像(刀剣を左手に持っています!?)」なのかも知れませんね^^;)
by 風来鶏 (2014-06-16 10:46)
風来鶏 さん
確かにその通りでこの像は六臂であることから青面金剛像だと見たときは判断したのですが、この像の後ろにある足立区教育委員会の説明板には 『聖観音立像庚申塔』と題されていてこの像が聖観音像と早合点しました。
聖観音像は一面二臂で蓮の花を持つもので一つ上の写真を見るとこの青面金剛像の右にその聖観音像が写っています。
つまり左に青面金剛 右におそらく地蔵菩薩を従えた聖観音像の三体すべてが庚申塔ということなのでしょう。
ご指摘で不明であった点が理解でき本文も訂正できました。
ありがとうございました。
by kurakichi (2014-06-16 13:48)