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小平ふるさと村Ⅲ  [博物館・展示館]

さて旧神山住宅の裏には
 
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水車小屋があります。
昔は玉川上水の分水に掛けれられたものですが今は水を循環して回しています。

水輪は
 
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272㎝でサワラでできています。
水路は段差をつけて水勢が大きくなるように工夫されています。
小屋の内部も見られるようになっていて
 
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杵が2本とその先に挽臼があります。

水車の脇には
 
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麦畑がありました。
小平には玉川上水からの分水が多くあります。
玉川上水ができたのが承応3年(1654年)でその翌年には野火止用水ができ3年後には小川、砂川、国分寺分水が開かれました。
つまり江戸時代の初期からここ武蔵野の開拓が始まったわけです。
 
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これはその当時の住居を復元したものです。
茅葺の屋根が低く
 
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壁も茅で覆っています。
内部は
 
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二間と土間になっていて 一間は筵敷きでもう一間は
 
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竹の簀子になっていました。
簡素な造りですが
 
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柱や梁は立派です。
この建物が生活に合わせて変化し旧神山住宅のような建物になって行ったわけです。
 
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このようは江戸初期の建物を始めてみました。

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コメント 4

響

よく見るくど造りとも違う
古い建て方ですね。
この時代の家を復元してる場所はレアかもしれません。
by (2016-04-14 04:03) 

斗夢

こういう家は初めて見ました。
by 斗夢 (2016-04-14 05:16) 

kurakichi

響 さん

くど造りは佐賀県に多く見られる古民家ですね。
コの字型の間取りが特徴のようですね。
それよりももっと古い作り方のようです。
復元の建物とはいえ貴重なものを見ました。

by kurakichi (2016-04-14 09:45) 

kurakichi

斗夢 さん

私も初めてでした。
遠くから見ると竪穴式住居かと見間違えるフォルムをしています。

by kurakichi (2016-04-14 09:47) 

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