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新しくできる病院への提案 [アクシデント]

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          現在の売店

建設中の病院には売店を エントランス付近にも一つ作って欲しい。
私が入院した病院の売店は 地下にある食堂の隣にあった。
小さなスペースでも コンビニのような品揃えで大変重宝した。
ただこの場所だと 利用者がほとんど入院患者に限られてしまう。
来館者を含めた多くの人の目に付く場所に売店を一つ作って欲しいのです。
そして新しい売店には この病院オリジナル商品を置いて欲しい。
すべてのアイテムには病院のロゴやマークを入れる。
まず寝巻(パジャマ)、 形は人間ドックのときに着させられるようなもの。
丈がひざ下ぐらいの1枚物か ひざ上丈でボトムつきの2枚物(ボトム丈は七分もしくはくるぶしまで)
色は 白 薄い青 ピンクなど
同色のタオル、スリッパ、アメニティーグッズ(ホテルに置いてあるような物)、マグカップや食器類、
ピルケースを兼ねた携帯ストラップ などなど
入院生活に必要なものとしてだけではなく 記念品とかお土産になるものも置いて欲しいのです。
美術館や博物館には入り口付近にその施設オリジナルのグッズを販売している売店がある。
そのような売店が病院にあってもいいのではないかなあ と思ったわけなのです。
病気にはなりたくないし、怪我もしたくはないのだけれど、病気になったり怪我をしたら病院のお世話になる。
我々は病院というものに対してマイナスのイメージを持ってしまうのであるが 逆に明るいイメージを抱かせるオリジナルグッズがあればいいのになあと思ったわけなのです。
そうそう今の売店ではおもちゃの聴診器が置いてあるぐらいで あまり遊びの要素は見当たりませんでした。
こんなことを考えるきっかけは ベッドの上で 寝巻について考えた事でした。
ERに運ばれたとき家族に渡された書類に用意するものとして 『和式寝巻』 と書いてあり 家族は浴衣を探すのに苦労したようだった。(後でもらった入院案内には 『和式寝巻』 とは書かれていなかった。 『和式寝巻』 と書かれているのはERで渡される書類だけのようで、患者で和式寝巻など着ている者はほとんどいなく パジャマかジャージだった。)
用意した3枚の内1枚が 父か祖父が使っていたと思われる50年以上前の麻のものだったが 
白地にかすり模様の夏らしいもので 私としては大変気にってしまい、和式寝巻を用意してくれた家族に感謝した。 
車椅子で売店に行けるようになり そこで売っている寝巻やおもちゃを見ていて オリジナルグッズがあったほうが面白いのではないかと思ったわけなのです。
実際には こんな提案はしていないので 新しい売店は実現しないのであるが そんな売店が出来たらうれしいと思う。
タグ:府中病院
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病院には緑がなければ [アクシデント]

今日で事故からちょうど一ヶ月経過した。 体は順調に回復している。

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この病院も2年後の完成を目指して建て替えが始まっている。
今工事をしているところは 以前林だった。
工事現場の向こうに見える茶色の建物は精神科病院で 建て替え前は ここも鬱蒼とした林だった。
薄暗い林の中にある 鉄格子の入った窓の木造病棟は サイコドラマの設定としてはドンピシャなのだが 患者さんにとっては今の明るい環境の方が良いのだと思う。 ただもう少し木々を残しておいても良かったのではとは思っているが。
施設が拡充される時は 用地の問題からまず自然環境が犠牲にされる。
しかしこの病院はまだ良い方なのである。 敷地の南側には『はけ』と呼ばれる河岸段丘があり、
そこは府中市の管理下で 武蔵野の雑木林が残されている。
ERからレントゲン室に異動するとき 雑木林の緑がストレッチャーの上から窓越しに見え なぜかほっとした。
私は 病院の周りは緑であふれていて欲しいと思っている。
歩行が許された日に『はけ』の雑木林に行ってみた。 小さい頃 探検ゴッコや秘密基地作りをした記憶が蘇ってきた。
(林は病院の敷地外のため あとで 看護師からきつーく怒られた)

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病院の方々も 病棟内で鉢花を育てていたり、敷地内に花壇を作ったりして 
緑を増やす努力をしている。
タグ: 雑木林
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10日間も安静でいられたわけ [アクシデント]

関節が元に戻ってしまえば 大きな痛みもなくなり すぐにでも起き上がることができたのだが、
処置の後に言った担当医師の言葉が気になってしまった。
先生はこう言った。
「明日からでも歩けるようになるかもしれませんが 一年後、数年後に骨が腐ることがあるんですよ。 そうならないためには 初めの段階でしっかり直しておかなければならないのです。 まあ 一週間はごろごろしていてください。」
これを聞いて 十数年前に亡くしたもう一人の友人のことを思い出した。
彼は阿佐ヶ谷の焼酎屋さんでの飲み仲間であり、その店に集まる常連と山菜取りや温泉に一緒に行く仲間だった。
彼は 朴訥とした秋田の人だったが 小さいころ股関節を脱臼しており、好きな山登りと大酒が悪く作用したのか あるとき股関節の異常に気がついた。 結果 人工関節をつけることになってしまった。 手術後にお茶の水の病院に 店の常連たちと見舞いに行ったことを覚えている。 
その後 からだの調子はあまりよくなかったと思う。 顔色もよくなかったし、以前より酒も弱くなっていた。
数年後の正月明けに 彼の音信がつかめないので 焼酎屋のママが心配して 彼のアパートを訪ねてみると なんと彼はすでに亡くなっており 2、3日は経過していた。
死因は股関節の壊疽であったらしい。
私は このことを思い出し 担当医師が良しというまでは 何が何でも寝たままでいようと決めた。
亡くなってしまった友人には 申し訳ないのだが、彼の死が今回の事故の教訓になってしまった。
彼に感謝してよいのやら 複雑な気持ちである。
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車椅子に乗って考えたこと [アクシデント]

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  車椅子用トイレ

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  こんな坂でも上れない

車椅子の使用が許されたのは5月7日 入院から10日目だった。
上体を起こすことが許され2日経過していたが イザ車椅子に乗ろうと起き上がろうとするも
フラッと軽いめまいがし、足元もおぼつかない。 看護師さんに手伝ってもらい車椅子に乗り移る。
今日はこのフロアー(6階)のみの移動だけ。 
翌日からは 車椅子にもなれたので 地下の売店に行ったり 少し外に出てみたりしてみた。
車椅子に乗って初めて 車椅子が極めて路面の傾斜に敏感であることを知った。 
路面がほんの少しでも傾いていると なかなか真直ぐ進めない。 
例えば進行方向に対して右側が少し低くなっている場合 車輪を回す右手を多く使わなければならない。
また 傾斜のゆるい上り斜面でも一人ではなかなか上れず介添えが必要になる。 
同じ斜面を下るときは ブレーキがついてるとはいえ恐怖を感じる。
最近 外で 特に駅や電車の中で車椅子の人を見かける。 電動車椅子を使っている人も多い。 
電動車椅子の場合 路面の傾斜や腕力といったことはあまり問題とはならないかもしれない。 
しかし怖いという気持ちはどくかにあるであろうし、また 他人に迷惑をかけているという気持ちもあるのではないだろうか。 
我々健常者が出来ることは少ないのだけれど 少しでもスペースを空けてあげたり 車椅子の方を優先してあげたりしたいものである。

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イケメン看護師 [アクシデント]

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私の入院した整形外科病棟では看護師は2つのグループに分けられていた。
私の担当はピンクグループで5人ぐらいで構成されていた。
入院患者は気分も落ち込んでいるし 気難しくもなっている。
ちょっとしたことでも文句も言いたくなる。
そういう人たちを相手に仕事をするのだから 並大抵の忍耐力では務まらない。
まして 昨日の記事にも書いたように 他人の排泄を手助けしなければならないのだ。
今回 初めて看護師さんにお世話になり 頭の下がる思いがした。
寝たきりの私には 定時の血圧測定や食事を運んできた時が 唯一 人と接する機会であって
看護師さんと交わす会話が 短いものであっても楽しかった。
看護師さんは やはり女性が多いのであるが 若い男性もいた。
それがまたいわゆる『イケメン』だった。
彼は仕事をテキパキこなし 先輩看護師からも頼りにされているようであった。
そんな彼が 院内に張ってある看護師募集のポスターに出ていた。
「ポスターに出てた?」とたずねると「気がつきましたか」とちょっと恥ずかしそうに答えてくれた。



タグ:看護師 忍耐
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